パタゴニア自転車旅は自炊しかない!
アルゼンチン・チリで外食をすると高くつく。ほどんどの宿にキッチンが付いており、バックパッカーの旅人の多くは自炊である。もちろん僕も例外ではなく自炊で旅をしている。手に入る食材と調味料が限られている中で、何を作るか頭を悩ま…
アルゼンチン・チリで外食をすると高くつく。ほどんどの宿にキッチンが付いており、バックパッカーの旅人の多くは自炊である。もちろん僕も例外ではなく自炊で旅をしている。手に入る食材と調味料が限られている中で、何を作るか頭を悩ま…
響きが良い。フィッツロイ、という言葉は耳に残っていた。写真を見て、雷に打たれたかのように、行くべし!という指令が脳から下った。その山には惹かれる何かがあった。 エル・チャルテンから2泊3日のトレッキングでフィッツロイを見…
僕は旅が好きだ。未だ見ていない土地、知らない感動があると想像すると、そこに足を向けたくなる。大学に入ってから多くの旅を重ねて来た。時として、未知の場所との出会いをそれらの経験と照らし合わせ、比較してしまうことがある。 例…
3月7日の夕方から10日の朝でアルゼンチンの南部のエル・カラファテからエル・チャルテンまで走った。まだ夏の終わり頃だあり、朝の7時くらいに明るくなり始め、夜は21時くらいに暗くなる。夜が更けるのが遅いことも手伝って、宿代…
目で追える範囲の速さで 景色が駆け抜けていく。路面も、草も、羊も、雲も、躍動感を持っていた。スピードに乗って自転車で走るということ自体がこんなにも気持ち良いことだったいうことを思い出す。ペダルに力を加え続けると、身体が内…
自転車を起き上がらせるのに、腕の力を目いっぱいに使い、体の重心を背中側に持っていく。すぐに両手でハンドルを固定し、風に持っていかれないようにする。また倒れたら、一苦労は必至なのだ。 それはパタゴニア南部のフエゴ島を抜け、…
喫茶店でコーヒーを片手に休んでいた。肉体的な疲労もあったが、どちらかというと精神的な疲れが大きかった。窓越しに外を眺めると、旗がなびいていた。なびいていた、とは控えめな表現で、実際はバタバタバタバタと音をたてて唸っていた…