シェフシャウエン:モロッコの世界一メルヘンな青い街
出会いは突然やって来た。 ティトゥワンから65kmほど南下してやってきたシェフシャウエン(Chefchauen)に甚く驚いた。なんと、街が青いのだ。だがそれは青々しいわけではなく、基調としている白の中で青が映えている。そ…
出会いは突然やって来た。 ティトゥワンから65kmほど南下してやってきたシェフシャウエン(Chefchauen)に甚く驚いた。なんと、街が青いのだ。だがそれは青々しいわけではなく、基調としている白の中で青が映えている。そ…
[企画内容] アフリカよりあなたに葉書が届きます。 [想い] ブログを初めて2年以上経つ。始めは家族や友人に安否を知らせるためのものだった。どうやら言葉を紡いで文章を作ることは僕の性に合っていたようで、段々と書くことが面…
旅を始めてから658日目。 サハラ砂漠チャリが始まった。ターバンを被って走ることにしたので、またの名はターバンチャリ。前回の近況で書いた砂漠の入り口の街ゲルミンから450kmを駆けてきた。 今回のサハラ砂漠縦断の距離はお…
スペインからモロッコに入ることは、広域で見るとヨーロッパからアフリカへの移動を意味する。ヨーロッパという世界の中で安全な場所に半年弱滞在し、アフリカという危険なイメージを持つ場所に移るにあたって緊張感がまるでなかった。今…
スペインを走ったのは10月19日から11月12日までの25日間。寒くて走るのが嫌になる、というレベルまで行かずにヨーロッパを抜けられる目途がたったので、急くことなくヨーロッパ最後の国を満喫した。 5月19日にイスタンブー…
スペインといったらバルで一杯楽しむことは欠かせない。それに負けないのがMenu del diaと呼ばれるランチである。バルをはしごしていると、気付けば20~30ユーロくらいかかっている。それに比べてランチは6~15ユーロ…
旅を始めてから651日目。 サハラ砂漠の入り口の街までやってきた。奇跡の出会いをしたタロウとはこの街でお別れとなる。僕は南西へ、彼は東へ。砂漠へ向かう前にゆっくりと体を休めてから出発するつもり。それまではタロウとの宴の日…
インターネットは世界を変えた。それは旅のやり方も変えた。いや、むしろ旅そのものを変えたと言っても差支えがないように思う。旅の準備の段階から帰国までの間に、ネットと全く関わらないという人はほとんどいないだろう。世界のどこに…
マドリッドから地中海を目指して発ったのは2011年10月30日。日中に陽が照っている場所に行けば暖かいものの、朝晩は冷える。イギリスから相変わらず、南へ南へと暖かい場所を目指して走り続けた。 スペイン南部のアンダルシア地…
旅を始めてから640日目。 ラバトでモーリタニアビザを取得し、サハラ砂漠を目指して南下を開始した。翌日は100㎞程走って、首都ラバトよりも規模が大きい商業都市カサブランカに15時頃到着。以前に「走行は一日4時間程で70㎞…
雨と風に晒されながら、さほど高くない山を幾つも越えて辿り着いた首都マドリッド。友人との合流予定だった週末に合わせてえっさこいさと漕いで参りました。そして友からのメールを確認すると、、、 「行けない」 ・・・ ・・・・・・…
サンセバスチャンで今後のルートの決定を迫られた。候補は2つ。 ・巡礼の道・ポルトガル経由コース ・友人と再会・マドリッド経由コース スペインの北西部にサンティアゴ・デ・コンポステーラというエルサレム・バチカンと並ぶキリス…
旅を始めてから633日目。 アフリカ大陸のどこを走るか。ルートを決めるのに時間がかかっていた。治安の懸念が情報収集の時間を増やし、調べ始めると治安以外の情報もついつい見てしまう。きりがなかった。 僕はアフリカのどこへ行き…
スペインと言えば、「バル(bar)」をおすすめされていた。小皿で各種おつまみを味わいながら、ビールやワインを安く飲めるらしい。そんな話を今まで出会った旅人から聞いていたこと、また、中南米で培ったスペイン語が久々に話せると…
iphoneを含むスマホカメラの品質が上がり、カメラを持ち歩く意味がなくなってきた。 一眼レフならスマホでは撮れない写真が撮れるから意味はある。しかし、旅行で持ち歩くにはかさばるし重い。。。 コンデジ(コンパクトデジタル…
スペインまで電車やバスを使ってすっ飛ばすという選択肢があった。フランスは物価が高いのでさっさと抜けでしまうのも手段。道中にこれといって観たいところはなかったし、ヨーロッパに時間をかけ過ぎている感じもあった。でも、やっぱり…