雲南省の麗江古城の夜の街並みに惚れた[中国世界遺産]
「観光地化されすぎてて好きになれない。」 「人が多いし。」 「もはやテーマパークだよね。」 出会った旅人の多くが麗江をこう評した。シャングリラから南下すること200kmくらいで麗江に着く。世界遺産に指定されているこの街並…
「観光地化されすぎてて好きになれない。」 「人が多いし。」 「もはやテーマパークだよね。」 出会った旅人の多くが麗江をこう評した。シャングリラから南下すること200kmくらいで麗江に着く。世界遺産に指定されているこの街並…
バックパッカーの人と出会ったとき、初めてチャリダーを見た、としばしば言われる。バックパッカーとチャリダーは顔を合わせることが少ないのかもしれないが、チャリダー同士は道中ですれ違い、そこから話をすることがある。南米は広大な…
もともと行くつもりなどなかった。ただ偶然に偶然が重なって、ぶらりと寄ってみるのもいいかなと感じたのだ。体を動かすのが自転車によるものばかりだったためか、歩くという挙動に愉悦を感じ、気分転換の2日となった。景観がなかなか良…
松茸って日本で食べると幾らくらいなんだろう。 キノコ類は今でこそ好きなのだけれども、幼少期の頃は全般的に嫌いだった。きっと松茸を口にしたことはあるのだろうが、食べたことは勿論、その味も香りも記憶には残っていない。松茸を食…
以前に、旅に出る前は病気と強盗が怖いと思っていたが、死の危険が最も高いのは交通事故のような気がする、と書いた。いつ交通事故に合うか分からないチャリダーは死と隣合わせとも言える。しかし、バックパッカーも十分に危険の中にいる…
自然が長い年月をかけて造成した色には毎度驚かされるばかりである。湖全体の印象は透き通り反射する光沢のある青。しかしそれは単一の青ではなく、幾重にも重なっている。光の反射と湖の深さによってなのか、同じポイントでも見る場所を…
結局18日間滞在した香港を離れたのは2月5日。一旦はバスで広州に出て、6日の朝の長距離列車で成都に向かった。その時間は35時間程度。中国は広いな、と流石に感じたものである。2月4日はモモちゃんと彼女の友人と一緒に上海料理…
※題名はネタではなくて事実なので、嫌悪感を持った人は見ることを控えるようお勧めします。 ぐつぐつ。ぐつぐつ。 沸騰した鍋で煮込まれている肉は食べるためのサイズに切り取られ、すでに何の肉か分からない。立ち込める湯気と香に食…
旅を始めてから362日目。 もうすぐ365日と日数的に1年が経とうとしている。まだ旅を続けていたいという気持ちが残っているのは、出発前の飽きるのではという考えを踏まえると、嬉しいことである。この自由なひとときを、自分の心…
旅を始めてから353日目。 「複数の問題を俯瞰的に見て、どのような道を歩むか決断しなければならない。」 2月20日に成都での居心地の良い宿を力強く振り切って、自転車を漕ぎ始めた。中国ビザ問題と旧正月によっての香港滞在が長…
旅を始めてから347日目。 「蓋がねえ!」 チベットチャリに備えて魔法瓶を買い、宿に戻って箱を開けてみると蓋がない。こんなんって普通!?勿論再度購入した店に戻り取り替えてもらった。中国在住が長い人にこの話をしたら、ちゃん…
「お腹がへると生物全てが食材に見える」 日本の公園にはうざったいほどの鳩がたむろしている。僕が近付いても特に警戒することもなく、簡単に捕まえられそうだ。この平和の象徴とも言われているこいつらを見る度に、食えないのかなとず…
「美味しい物を食べているときは、人生の最も豊かな瞬間である。」 広東料理に種別される広州の食の中ではまったものがある。それは飲茶。ヤムチャと読むこの2文字は、お茶を飲みながら点心を食べる、という食のスタイルを表わしている…
「食文化に優劣はない。他国の人が食しているものはあなたも食べられるのである。」 南寧から広州まで寝台列車でやって来た。広州とは香港から北東に200km弱に位置しており、北京、上海に続く中国3大都市の1つである。食は広州に…
日本人は中国にノービザで入ると15日間の滞在が出来る。その期間にベトナムのモンカイから入国して香港まで自転車を漕ごうと思っていた。 中国入国初日も出来る限り進んでおこうと走っていたが、ベトナム終盤からの体調不良は続いてお…
旅を始めてから339日目。 香港、広州と先輩に紹介してもらった方々にお世話になった。そして広州から電車で揺られること30時間、成都にやってきた。30時間の電車は退屈かと思いきや、7歳前後の2人の子供が僕になつき、その2人…