自転車世界一周に定義は不要!

何度も書いてきたことだけど、僕は自転車で旅をすることに対する拘りはない。公共交通機関を使っても構わないし、旅の移動手段は自転車でなくてもいい。自転車で旅をすることがわくわくするから今も続けているだけだ。最も走りたかったヨーロッパ、次点に走りたかったパタゴニアを無事自転車で駆けることが出来て大満足というのが現状。(オランダで盗難にあったけど泣)

実際、旅の始めから今まで自転車旅をいつ止めるとも知れなかった。だから僕は今まで自転車世界一周という言葉を用いることは避けた。自転車世界一周ですか?と聞かれても

「世界一周中だよ、今は自転車でね。」

と微妙にぼかしたニュアンスで答えた。違いを認識して聞いた人が多かったとは思わないけど、そこに想いを含めたのだ。

ただ、モロッコに入ったあたりで気持ちに変化が出てきた。旅に出発してからの期間は約2年となり、そのほとんどが自転車旅。走行距離も約2万キロとなった。アメリカから出発して中南米、東南アジア、ヨーロッパに轍を残し、アフリカ大陸を走り始めた。オランダで自転車を盗まれても再び手に入れて走っている。今自転車旅をやめても、旅の大半は自転車と一緒ということになるだろう。

そろそろ「自転車世界一周」と言ってもいいような気がしている。

おまけ

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管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。