旅を始めてから600日目。無事に旅を続けられていることに改めて感謝。
今週末にマドリッドに遊びに行けるかも、という友人の一言でルートを決めた。北部を横断する巡礼の道か迷ったけれど、サンセバスチャンとマドリッドを繋ぐ道を選ぶ。大きな都市を避けたためか峠を幾つも越える。上り坂、雨、向かい風のコンボの中、週末に間に合うようにと道中を急いだ。田舎が続くために3食自炊のテント生活。キャンプグッズや服は乾くことなく、なんだか修行のようだった。
マドリッドではヤガミハウスという日本人宿で過ごした。日本語を話すのはパリ以来で約1ヵ月ぶり。本の交換をしたいと考えていたが、本がなかった。残念過ぎる。日本語の本がない日本人宿は悲し過ぎるので、僕が持っていた9冊の本は寄付した。
行けるかもと言っていた友人は残念ながら来れず。そのために頑張ったご褒美というか、やるせない想いを発散するためにマドリッドで憂さ晴らし。生ハム祭り(勝手に)をして、パエリアを毎日食べ、フラメンコ観賞。バルを巡り、スイーツを味わい、ここ最近食べていなかったスペイン料理を堪能。滞在3日でキャンプ生活20日分くらいの金額を使ってしまった。パリからずっと頑張って漕いできたので1週間くらい休もうかと思ったが、このまま居続けるとお金が尽きてしまう。そんなわけでもう出発。
ヨーロッパはもう満足、という気分だった。けれどモロッコへ行き酒があまり飲めなくなることを考えると、バルを最後まで楽しまなくては。ヨーロッパ横断まで残すところ2週間くらいかな。ジブラルタル海峡目指して、レッツゴー!!
○読んだ本等
「デフレの正体」が圧倒的におすすめ。経済に興味がある人は是非。なくても一読するとよいレベル。
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