2009年に世界一周自転車旅をはじめた。
自転車を漕ぎ始めて3日目に、日本人チャリダー(サイクリスト)の出堀良一と出会った。そこから1ヶ月ほど一緒に走り、「帰国したら乾杯しよう!」と言って別れた。
僕の旅の予定は2年であり、彼の旅の予定は3年半だった。
僕の旅は半年ほど延びて、2年半となった。自転車旅は多くの場合において期間が延びるので、仕方のないこと。
2012年に帰国し、彼の旅の無事を願いながら、再び杯を乾かせる日を待った。
待った。
待った。。。
待てども、待てども、全然帰って来ねえ。。。
彼の旅は6年半ほど延びて、10年となった。
流石に延び過ぎ!!!!!
2019年6月にようやくゴールしたので、10年ぶりに乾杯をしたのだった。
115カ国12万キロ無帰国10年の世界自転車旅
10年ぶりの乾杯は、僕がはじめた古民家宿タカハウスとなった。
ついでに(?)、講演をしてもらった。
これがすこぶる良かった。
距離が近く人数が少ないので、出掘氏は参加者に適度に話を振る巻き込み型の講演であった。
また、1つ1つのエピソードを学びに落とし込んでおり、さらに講演全体のテーマもあって非常に練られていた。笑いも多かった。
参加者の満足度が高かったのが傍目に分かるレベル。
そのあとの交流会も多いに盛り上がり、充実した時間だった。参加メンバーもひとくせふたくせある方々ばかりで、濃いメンツだった。
自転車旅冒険家 × 古民家宿タカハウスという2重のフィルターを通過して集まっただけある。
出掘氏が南極へ行き、月へ到達する日が楽しみ。
ちゃお!
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