「観光地化されすぎてて好きになれない。」
「人が多いし。」
「もはやテーマパークだよね。」
出会った旅人の多くが麗江をこう評した。シャングリラから南下すること200kmくらいで麗江に着く。世界遺産に指定されているこの街並みは風情と趣があり、僕は気に行った。確かに彼らが言ったことは否めないし、むしろ的確だ。ただ、それでも歩くのにうきうきし、特に夜の散歩はひんやりした風が顔を撫でて心地よかった。
いかにも中国風な門構え。
石畳の細い路地の両脇に続く懐かしい感じのする古風な建築物。そこに多くの人が行き交う。
壁に時折見られる可愛い絵柄。これは、文字?
豚団子~
日が傾いてきた。
水車が似合う街。
薄暗くなってくると、ライトアップされた姿が映える。
ずっと歩いていたい。
こういうライトアップの仕方は海外って感じがする。
池とライトアップはずるいと思う。
テーマパークと言われても、気に行ってしまったものはしょうがない。
ちょっとやり過ぎかな、って思うところに中国を感じる。
満月の夜であった。この街を中国チャリのゴールとし、ネパールに飛んだ。
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