消費活動より生産活動に面白みを感じる人が田舎暮らしに向いている

どーも。田舎暮らしを楽しむ会代表の自然人タカ(@viatortaka)です。

田舎はつまらない、と言う。田舎には何もない、と言う。

果たしてそうなのだろうか?

東京で暮らしていたことがあった。東京には何でもある。ありとあらゆる娯楽や物が揃っている。カラオケで歌う、美術館に絵画を観に行くなど、消費をしたい人にとっては天国。そういった人は都会暮らしが合っている。

消費活動ではなく生産活動に面白みを感じる人もいる。というよりも多くの人はどちらにも面白みを感じるのだが、その比重は人によってまちまち。それでも自分で面白みを作っていきたいと感じる人にとって、東京などの都会は不便なときがある。

カラオケや美術館の対比で書けば、家で歌を歌えば苦情がくる。絵を書くにも窮屈な空間。どこで何をやろうとしてもお金がかかる。自由がない。

田舎はどうだろうか。家で楽器を奏でながらみんなで歌を歌ったり庭でBBQをしたりとちょっとした工夫ができるならば、そこはぐっと面白くなる。「こうやって楽しんでくださいね」という与えられた娯楽ではなく、「こんな風にやったら楽しいよね」という感覚。それらを気軽にできる自由がある。

田舎の最大の特徴は空間があること。

東京(都会)は狭い。限られた空間を多くの人で使っているため、1人あたりの場所が圧倒的に狭い。広い部屋にすれば家賃が大幅に上がる。不要なものは捨てていくことになる。

それに対して田舎は広い。使わないものでも空いているから置いておけばいいやという話になる。それは土地やそこから生まれる木々(自然)といったものも含まれる。

空間があり物がある。余っている。そういったスペースや自然があるから、ここで何かできるのでは?これで何か出来ないかという発想が生まれる。そこで何かがしたい人や何かをできる人にとって、田舎がつまらないということはない。何もないと感じることなどなく、むしろ宝の山。

娯楽施設は何もないが、娯楽だらけなのだ。

「こうやって楽しんでくださいね」という型にはまった消費活動ではなく、「こんな風にしたら楽しい」という生産活動に面白みを感じる人には田舎暮らしが向いている。

田舎は圧倒的に自由だと思う。

ちゃお!







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管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。