地域おこし協力隊という制度がある。まさにその制度を使って僕は愛知県新城市で働いている。
都市住民が地域おこし協力隊員となり、地域おこし活動の支援や農林漁業の応援、住民の生活支援などを行う。最長3年の期間のなかで、定住・定着を図りながら地域の活性化に貢献するというもの。
地域おこし協力隊は現在978人と約1000人の隊員が全国で活躍している。
3年後には3000人にするという情報がある。情報ソースは安倍さん。日本国の総理なので、かなり確度の高い情報。
視察後、総理は次のように述べました。
「地域の活性化、地域の再生は、安倍政権の重要課題であります。今回、島根県、鳥取県を視察いたしまして、各地域で、地域おこしに、再生に、本当に真剣に力強く取り組んでいる現場を視察いたしまして、大変心強く思いました。
最初に話を伺った島根県の地域おこし応援隊の若い皆さん、彼らが本当に地域で知恵を出して、そして、汗を流して、地域の皆さんと一緒になって地域の活性化に大きな役割を果たしていることを知りました。そこで、3年間で今の1000人を3倍の3000人にすることを総務大臣に指示を出したいと思います。
地域おこし協力隊の性別や年齢や任期後の仕事データ
調査時点はばらばらではあるが、幾つかのデータがある。
男性が多めで、年齢は20代と30代で8割を超える。60代以上の方もいる。
平成24年1月調査で地域おこし協力隊任期後に67%が定住している。この数字だけ見れば、定住促進の効果ありと言える。
もっと詳しい最新のデータがある。
平成25年8月までに任期終了した人のデータ。こちらでも56%が定住している。
定住者の53%が就業、26%が就農、9%が起業である。
感想ベースでは高評価。このあたりのデータを見ると、割と成功しているプロジェクトだと言える。だからこそ数を増やし続けており、3年後には3倍にするのだろう。
地域おこし協力隊員の給料
ちなみに地域おこし協力隊員の給与は???
総務省による特別交付金は隊員1人につき400万円上限(=報酬等(上限200万円)+活動費(上限200万円))。
隊員の給料は16万6千円のところが多く、自治体によって上下する。そこから社会保険等々が引かれて、手取りは14万円くらいである。
多い?少ない??
気になる方は「遅咲きのヒマワリ」を見てみるといいかも
生田斗真と真木よう子が主演の「遅咲きのヒマワリ」が地域おこし協力隊のドラマである。放送されていたとき、僕は自転車で世界一周している最中だったので知らなかった。見たことないけど、どんなもんか知るための手段としてドラマは良さそう。
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