人間は歳をとると基礎代謝が衰えていく。基礎代謝量が減っていけば、今までと同じ量のご飯を食べていると太るのは当然である。今年29歳になる僕の周りでも、お腹が出てくる男子は増えてきた。今までと同じ生活をしていたら太っていくのだ。
※基礎代謝とは?
何もしていなくても消費されるエネルギー。寝ていても、ボ~っとしていても、勝手に消費されるエネルギーで、1日に消費されるエネルギー量(カロリー)の60%~70%を占める。
ダイエットの基本的な考え方
冒頭は男性目線で「太る」ということについて書いたけれど、女子でも同じである。エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回っていけば太っていく。逆に消費量が摂取量を上回っていれば痩せていく。
つまりダイエットの基本的な考え方は以下のようになる。
エネルギー消費量 > エネルギー摂取量
エネルギー摂取量を減らすことと、エネルギー消費量を増やすことの2つを同時並行でやるのが効果的なダイエットだと言える。
エネルギー摂取量を減らす → 食事制限
ダイエットといえば食べる量を減らすこと。もっとも分かりやすいのが食事を制限することだ。
エネルギーの摂取量を減らせば痩せる。美味しいものが溢れた現代社会では、これが難しい。
飲んだ後のラーメンをやめるといった明らかに余分な食事を減らすこと(※僕の場合汗)から、野菜中心の食事にしたり、寝る直前にご飯をたべないといった様々な気をつけることがあるけれど、ここでは割愛する。
エネルギー消費量を増やす1 → 運動
ダイエットといえば運動する、というのも分かりやすい話である。太ってきたからランニングを始めた、などはよく聞く話だ。
エネルギーの消費量を増やせば、摂取量を増やさなければ痩せていく。ただ、今日はランニングを頑張ったからビールをいっぱい飲んでも大丈夫!!とかやっていると、意味はなくなるよ。
エネルギー消費量を増やす2 → 筋トレ
今回話したかったのはココで、「基礎代謝量を上げる」という話。基礎代謝量は歳を取るたびに下がっていく。これは男性も女性も同じ。
・平均基礎代謝(wikipedia)
・基礎代謝測定ツール
基礎代謝量を増やす分かりやすい方法が「筋肉を増やすこと」である。筋肉が多いほどエネルギーが消費されるのだ。
ダイエットをするときに食事制限と同時に運動をする方がいいと言われるのは、運動がエネルギーを消費することに加え、筋肉もつくから。ランニングにしても、多少の筋肉がつく。
しかし、基礎代謝量を増やすことにもっと注目するならば、筋トレも加えた方がよい。ちなみに女性が筋トレしても、よほどのトレーニングをしない限りはホルモンの関係でボディビルダーのような身体になることはない。
効果的なダイエット方法と筋肉と脂肪
ダイエットの公式
ダイエット = 食事制限 + 運動 + 筋トレ
そのときに気付きづらい筋肉と脂肪の真実がある。
ダイエットを続けており、なんだか身体がスリムになってきたような気がする。けれど体重が思ったよりも減らない。なんで?
それは筋肉と脂肪のgあたりの大きさが全然違うから。
脂肪2キロと筋肉2キロの大きさが これだけ違うという事実。…これはホラーだ… pic.twitter.com/UtXPv3Jh5w
— ゆらママン (@yurarimama) 2013, 11月 9
脂肪を減らして筋肉に変えていくことで、基礎代謝量が増えていく非常によいダイエット方法だ。しかし脂肪が筋肉になっていくと身体の質量が減っても、体重はあまり減らないということが起こる。
だから、ダイエットの成功を体重の減少だけで測ってはいけないのだよ。
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