仕事を探している場合
地方に住みたいという人の、まず立ちはだかる障壁が仕事。公務員か銀行か土木しか稼げる仕事はないというから皆都会に出てくる。そんな状況下で過疎化に苦しむ地方が募集している地域おこし協力隊というものがある。
地域おこし協力隊について
地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで、上記のような意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする取組です。
具体的には、地方自治体が都市住民を受入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間以上、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事していただきながら、当該地域への定住・定着を図っていくものです。
期間と待遇について
おおむね1年以上3年以下の期間。活動費については、自治体及び活動内容により異なります。
活動費については月額16万円程度が多い。住居を提供してくれる自治体もあったりと、細かな配慮は様々。場所や活動カテゴリーから検索できるので、まずは興味のあるところを検索してみよう。
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第一次産業ネットという農業、林業、漁業専門の求人情報サイトも、地方の仕事探しとして有用だ。
「農業・林業・漁業への就職がはじめてでよくわからない」という人のために、就職相談のサービスを無料で行っている。有難いね。
場所を探していている場合
地方へ行って農業をする、カフェを開く、就職するなど仕事は決まっている。ただ、いい場所が見つからないという場合。googleで「定住支援」と検索するのだ。
わんさか出てくるので、どこに行こうかとわくわくする。
東京に住んでいると信じられないけれど、一軒家の家賃が月額1万5000円。備考のところに農地貸し出しもありって書いてあるし、地方に住みたい人は心動きそう。(長野県阿智村)
・阿智村定住支援センター 空き家・浪合地区 No.20(賃貸)
地方に移住した人がどんな暮らしをしているか知りたい場合
アンテナを張って始めて気付くんだけど、地方や田舎に関する雑誌がいっぱいある。地方に移住した人のインタビューや支援制度などが書かれている。
SOTOKOTO (ソトコト) 2013年 04月号
いなか暮らしの本 2013年 04月号
まとめ
地方の過疎化が問題になっているからこそ、国も自治体も対策に力を入れている。地方に移住することを考えている人はそこにアンテナを張っておくことで、うまいこと地方移住をすすめられる方法が見つかる可能性が高い。
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