ニュージーランドのトレッキングのことを書いて思い出した、うなぎを捕まえた話。ニュージーランドに来てはじめにトレッキングに行ったので、そこからうなぎと出会うまでを簡単に書く。
ニュージーランドでトンガリロをトレッキングを終えた後、北島の中央部に位置するタウポ湖へ向かった。
タウポ湖でカヌーを楽しみ、湖から流れ出る川の川辺でキャンプ。キャンプ地と湖の途中にあるHuka Fallsは美しかった。Huka fallsの瀬のランクは5級。カヌーで下る人がいるってんだから、驚くばかり。
タウポ湖カヌー。
huka falls(フカフォール)!!
次に向かった先が、ニュージーランド旅のメインであるランギタイキ川。この川をカヌーで下るために、日本からカヌーを持ってやってきたのだ。
レンタカーでスタート地点まで行き、川辺でテントを張った。そこはダムのすぐ上流で、ダム湖となっていた。魚を何匹か釣ったので、それを餌にした罠を川に沈めておく。日本だとカニやエビが獲れたりする網箱だ。
日が暮れた時刻に網箱を引き上げてみると、見慣れないものが何かが入っている。動いているので生き物だと認識したけれど、それは箱の色と近く、一見して何かは分からなかった。
箱を手元まで手繰り寄せてから改めてよく見ると・・・
ウナギ!!しかも2匹!!!!
うなぎってニュージーランドでもいるんだな~。人生で初めて生きているうなぎを捕まえた。天然うなぎを食べるのも初めて。
すでに話は食べることへと進んだけれど、もちろん捌いたことなどない。メンバー4人の知識を動員して、勢いでやるしかなかった。
こ、こいつは??
うなぎでねえか!!
2匹ゲット!
これが罠の網箱ね。
血抜きしてから捌くだーよ。
手順として、ぶつ切りにする前に開くことは知っていた。ナイフの切れ味がうなぎの皮に敵わなかったため、ぶつ切りにして地道にやる方がスムーズだった。
一切れずつ開いていく。
ガスだけど、直火焼き。たれがたれてヘッドの穴をふさぐので注意。
たれはしょうゆと酒とみりんと砂糖を混ぜて作った。上出来であった。
あられもない姿。
天然うなぎの感想
捕まえたうなぎを捌くのは大変だった。ぬるぬるしており、すぐに逃げられる。やつら、元気すぎ!
かば焼きにしてしまえば、美味。
天然のうなぎだからかニュージーランドのうなぎだからなのかは分からないが、身が引き締まっており、日本で食べるうなぎより随分とかみごたえがあった。
ああ、また食べたくなってきた・・・
うなぎの本来の捌き方
GyoNetウィキに動画があったので紹介。
うなぎに関する面白い本
世の中にはうなぎにロマンを感じる人がいて、そういう人が四十年かけてうなぎを研究する。そういうの、いいよね。
・世界で一番詳しいウナギの話
飛鳥新社
売り上げランキング: 45,097
コメントを残す