川が好きだ。
愛知県新城市に、水がすこぶる美しい乳岩峡という観光地がある。
透明度が高くグリーンに輝く水を見たら、飛びこまずにいられようか?(いや、いられない。)
古民家宿タカハウスの宿泊者の方を乳岩峡に案内したときの写真を見返していた。
そして思う。
川に飛び込んだ人の方が楽しそうだなぁと。
川に飛び込む人と飛び込まない人の違い
僕が先陣を切り、見本を見せるように川に飛び込む。
すると、楽しそうじゃん!という感じで、後に続く人が現れる。
20人位で一緒に行くと、半分強の人が川に飛び込み、半分弱の人が川に入らない。
「楽しそうだから飛び込んでみよう(服がびしょびしょになったりするけど、まあいいか)」という人は、その場の喜びを優先している。
「服がびしょびしょになるし、水が冷たそうだなあ(今日はやめておこう、また次回)」という人は、後先のことを考える力がある。
ただ、写真を見返していると飛び込んだ人の方が楽しそうだし、そういう人の方が幸せな人生を歩む可能性が高いのではないかと思った。
1つは、人生とは「今の積み重ね」であるという側面。
もう1つは、そのようなチャレンジ精神が経験値となり、今後の人生の糧となって活きるという側面。
この2点において、幸せな人生を歩みやすいと思うのだ。
未来を予測して、危険を回避する能力
かつての人類は、すぐに死んだ。
用心に用心を重ねた個体が生き延び、遺伝子を繋いできたはずである。
未来を予測し、危険要因を可能なかぎり排除する能力は非常に大事だった。
しかし現代はよっぽど死ににくくなった。
そんな世の中では、ちょっとした危険にはむしろ飛び込んでいくくらいの方が、人生を楽しめるのではないか。
そしてそれは「技術」だと思う。
この瞬間は、未来の危険要因や不快要因に目をつぶり今を楽しもう!というように考える技術。
身につけた方が人生が豊かになる。
インテリ理屈ラジオ
今回の川の話は、ラジオでも触れた。
良かったら聴いてみてね。
あと、乳岩の川に飛び込み、温泉に入り、古民家宿タカハウスに泊まりくるルートはおすすめ。
ちゃお!
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