「カタンの開拓者たち」というボードゲームは1995年にドイツゲーム大賞を受賞しました。
その世界累計販売数は2,000万個を超えます。
対象年齢：8歳以上
レベル：初級～中級
プレイ時間：約60分
ボードゲームにはまり、一番はじめに買ったボードゲームがカタンでした。
虜にするゲーム性はピカイチで恐ろしいレベルです。
具体的には、ボードゲーム宿タカハウスでカタンをはじめて遊び、「面白すぎる！！」とその場でamazon検索してぽちった人はすでに10人近くいます。
即購入する人がいるゲームは、カタンを置いて他にはありません。
カタンをきっかけにボードゲームの世界にのめりこむ人は非常に多いです。
「やったことあるボードゲームは人生ゲームとカタン」と言う人が出てきたくらい、カタンの知名度が上がってきました。
まずはカタンを買うべき、と断言します。それほどまでにカタンは魅力が詰まったボードゲームです。
カタンとは？
カタンとは、無人島であるカタン島を開拓していくゲームです。もっとも開拓できたプレイヤーが勝者となります。
六角形の土地タイルが19枚並べられ、その上に2から12までの数字が並びます。手番のはじめにはサイコロが振られ、出目に応じて資源をもらいます。
プレイヤーが手番でやれることはコスト表にある4つアクション。
開拓地：木・土・麦・羊
都市：麦・麦・鉄・鉄・鉄
発展：麦・羊・鉄
木、土、麦、羊、鉄の5種類の資源を使い、街道や開拓地や都市を作っていきます。
さらには発展カードを駆使したり、もっとも長い街道を作った人がもらえる最長交易路や、もっとも騎士カードを出した人がもらえる最大騎士力を取り合って10点を目指します。
カタンの面白さは交渉にある
カタンは交渉ゲームと言われています。
カタンでは手番のはじめにサイコロを振り、土地タイルに書いてある数字の資源が算出されます。
土地タイルの周りを開拓しているプレイヤーのみが、その土地タイルの資源をもらうので、開拓地の位置によって得られる資源が偏ることになります。
例えば、木は取れるけれど、土は取れないという状況が頻繁におこります。
ではどのようにして土を手に入れるのか？？？
それが交渉です。
カタン島を開拓しているプレイヤー同士で交渉し、好きなように資源を交換します。
上の会話のような具合で、自由に交渉をします。
さらに特筆すべきは、交渉によってゲームバランスが非常に良くなっている点です。
例えばプレイヤーAが順調にすすむと勝ってしまうとき、プレイヤーB・C・Dは「Aと交渉しない」という戦略があります。
カタンは交渉したプレイヤー同士が利益を得る仕組みになっています。
つまり、トップのプレイヤーと交渉しないことにより、下位のプレイヤーが追いつけるようになっているのです。
全員が最善を尽くしていくと、最後は接戦になることが多いです。
カタンのルール動画
カタンのルールがもっと詳しく知りたい、という方は以下のルール解説動画がおすすめです。
再生ボタンをクリックすると動画を見ることができます。
カタンの拡張
カタンはスタンダード版の他にさまざまな拡張があります。
スタンダード版にも携帯用のコンパクトサイズのものもありますし、5~6人用の拡張版も用意されています。
さらにルールを追加して遊びたい場合は拡張を手に入れてみても良いでしょう。
カタンの開拓者たち 航海者版 (Die Siedler von Catan: Die Seefahrer. Erweiterung) ボードゲーム
カタンの戦略を解説
はじめてカタンをやり終えると、ほとんどの人が「もう1回！」と言います。
1回目のプレイでの反省点がよく分かるため、次はあーしてみよう、こーしてみようとなります。
カタンは世界選手権が毎年開催されていますが、僕の友人がかつて世界2位でした。
その友人に最近では2勝1敗と競るほどの実力をつけたので、初心者向けのカタン戦略記事をまとめました。カタンで勝ちたい！という方は読んでみてください。
カタンの基本的ことは知っている方向けに、大きな2つの戦略についてもまとめました。上の記事と合わせて読んでもらえると勝率が上がります。
ボードゲーム宿タカハウス
泊まり込みでカタンやその他ボードゲームをやりたい！という方がいたら、僕が運営しているボードゲーム宿タカハウスへお越しください。カタンは用意してあります。
その他のいろいろなゲームのインスト（ルール説明）をしますし、直接アドバイスもできます。
ボードゲームをやってみたい友人と一緒に来てもらえると盛り上がると思います^^
