AIが人間の仕事を奪った社会での生存戦略

AI(機械・ロボット)が人間の仕事を奪っていく、と言います。

しかし実際は多くの人が仕事をしたくない(もしくは仕事の時間を減らしたい)と思っており、奪うのは仕事ではなく収入源だということ気づきます。

人の大半の仕事がAIに置き換えられた時、ある程度の収入源ないしは基本的な福祉が満たされるようになるのか?

そしてそのときに人は何をしているのか?

その結論は「エンターテイメント」であると考えています。

taka
人はエンタメばかりに時間を割く時代が来る

AIが人の仕事を代替えしていくという幸せな事実

AIが人間の仕事を奪っていくというのは表現が適切ではなく、AIが人間の仕事をしてくれるようになっていくという表現がふさわしいと考えています。

例えば「鉄道の改札口で切符に穴を空ける」という仕事がありました。それは切符を通す機械が生まれ、さらにはICカードとピッと接触させれば良いといった形で進化して便利になりました。

AIが人間の仕事を奪うとは上記の例のようなことがありとあらゆることで起こることです。これが悪い流れのはずがありません。

多くの仕事から人間が解放されている真っ最中なのです。

働かない人間の収入はどうなっていくのか?

現在の世の中では「仕事をしてお金をもらう」という仕組みになっています。

AIがあらゆる仕事をするならば、人はどこで収入を得るのか?

1つの解答はベーシックインカムです。

ベーシックインカムとは最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策。基礎所得保障、基本所得保障、最低生活保障、国民配当とも、また頭文字をとってBIともいう

AIが農業をして野菜を作って収穫し、それをロボットが箱に詰め、自動運転の車が家まで配送してくれば、まったく人の手が入らずに家まで野菜が届きます。

衣食住のジャンル+@でそのようなことになってくると、人間が働かなくても最低限の生活はできることになり、それは人間の権利として保障される可能性があります。

その仕組みの有力なアイディアがベーシックインカムですが、上記のところまで技術が進んで人の仕事が減ってきたとき、社会の仕組みもそれに合わせて変化していることでしょう。

全人類の仕事がなくなるというのはまだ先の話ですが、一部の人は働かなくても最低限の生活を送ることができる、週5日×8時間も働かなくてもよい、という時代は20年先くらいには訪れると予想します。

働かなくてよくなった人々が向かう先は?

では働かなくても良い人、働く時間が少なくなった人は何をするのか?

それは遊びであり、つまるところエンタメでしょう。

自分にとって充実した遊び方を知っている人の人生が豊かになりますし、遊びに対する需要が増えるので面白い遊びを供給(提供)してくれる人の価値が高くなります。

taka
エンタメの需要が加速度的に増えると思うのよね

エンタメに関わっておくという人生戦略

これからの社会においてエンタメが重要になると予想するとき、人生戦略としてどのように動くか。

それはエンタメに常に関わっておくこと。可能ならエンタメを供給する側でいること。

エンタメに対して知見が価値になりやすいですし、エンタメを供給できること(供給し続けてきたこと)は大きな価値になります。

当記事の冒頭の写真は古民家宿タカハウスで水鉄砲合戦をしている写真ですが、このような遊びを提供できること、一緒に楽しんでくれる仲間がいることが将来的に価値になっていくはずです。

20年後の社会を見据えるならもっともっと遊んだ方がいいし、一緒に遊ぶ仲間という社会資本を増やしておくことが生存戦略になると考えます。

田舎で仙人のように暮らしながら、宿泊者と一緒に遊ぶ日々を過ごす宿管理人タカの戯言でした。

ベーシックインカムの可能性を知りたい人は「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」という本をおすすめします。世界中でおこなわれているベーシックインカムの実験と効果が例に挙げられていて興味深いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。