やりたいことをやることの価値が減っていく問題

「やりたいことをやればいいじゃん。」

まさにその通りで、1度きりの人生なのだからやりたいことをやればいい。

人生相談をそれなりに頻繁に受けるのだが、最終的にはやりたいことやりなよって話になる。

そこになかなか踏ん切りがつかないから悩んでいる中で、やりたいことをやれる時期は非常に限られていることを伝えたい。

やりたいことが周りの環境によってできない問題

僕は25歳で会社を辞めて自転車世界一周に旅立った。

辞職して旅に出る決断をする前に、人生の先輩方に相談した。そこで言われたのが「やりたいことがやれる時期は限られている」ということ。

結婚して家庭を持ったら見動きが取りづらくなる、自分が病気になる、両親が病気に倒れる、そういった問題に加えて世界一周の場合だと第三次世界大戦が始まる、円が暴落する等々かんがえだしたらキリがない。

究極的にはいつ死ぬか分からないのだから、早めにやるに限る。

やりたいことがなくなる問題

死んでもやりたいことは自転車世界一周だった。夢だった。

それを終えたとき、死ぬほどやりたいことはなくなった。今はこれが自転車世界一周をした意味だと思っているが、今死んだら後悔するレベルのやりたいことの場合、それがあるということ自体が貴重だったりする。

1ヶ月後に死ぬと言われても「嗚呼、良き人生だったなあ」と思えるが、やりたいことがなくなるというのは寂しいものだ。

やりたいことをやること自体の魅力が減る問題

今回ブログに書こうと思ったのは、やりたいことをやるということに喜びを大きく感じること時期は限られているんじゃないか?と思ったから。

年配の方々と接することが増えて気付いたのだが、年を取って気力体力が減っていくと、やりたいことをやる行為自体の魅力が減っていっているように感じた。

やりたいけど、やるのにパワーが必要で、そのパワーを捻出する気力体力が十分でない。よってやらなくていいよね、と。

そこまでやりたいことではない、という解釈はできるが、若くて元気なうちの感覚とは違う感じ。

まとめ

若くて元気なうちに楽しいこと、やりたいことがずっと続くのは幻想。行きたいときが行くべきとき、やりたいときがやるべきとき、いつかきっと・・・なんて、そんなことしているとやらずに終わる。

それもまた人生なんだけどね。

ちゃお!







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ABOUTこの記事をかいた人

管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。