どーも。スリランカ30万円トライアル実施者のタカ(@viatortaka)です。
当記事はヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラ(Heritance Ayurveda Maha Gedara)でアーユルヴェーダの体験をした話の2つ目である。1つ目の記事で「施設へ行き方・部屋の設備」について書いた。
この記事では「ドーシャと医師の問診のコツ」についてまとめる。
アーユルヴェーダの考え方
西洋医学では悪くなった原因そのものを取り除くことに主眼を置いている。それに対してアーユルヴェーダでは悪くなった部分だけに原因があるのではなく、身体のバランスを失ったことに根本的な原因があると考える。
人間の体内にはヴァータ(Vata)、ピッタ(Pitta)、カファ(Kapha)という3つのエネルギーのようなものがあるとしている。それをドーシャと呼んで分類しており、体質や体調はドーシャを使って診断する。
誰でも3つドーシャを持っており、人それぞれでドーシャのいずれかの要素が強い。ヴァータの要素が強い人はヴァータ体質、ピッタとカファが強い人はピッタカファ体質。
個々人が持つドーシャは体質診断表である程度は自分でも判断ができる。
3つのドーシャの診断表
・肌が乾燥していて荒れがち
・ごわごわした髪質で枝毛になりやすい
・体力があまりなくて疲れやすい
・深く眠れず途中で目が覚める
・食欲が変わりがち
・行動的だが長続きしない
・気分が変わりやすく心配性
・覚えるのが早いが忘れるのも早い
・敏感肌でトラブルをよく起こす
・若白髪、若ハゲ傾向
・適度に体力がある
・適度な睡眠
・食欲旺盛で食事を抜くのを嫌う
・やるべきことを素早くこなす
・怒りっぽく激情的
・抜群に記憶力が良い
・肌はオイリーでニキビが出やすい
・髪の毛は艶があって量が多い
・体力も免疫力もある
・寝つきもよく深く眠れる
・食事を抜いても苦にならない
・のんびり屋で行動力に欠ける
・落ち着いてめったに怒らない
・理解は遅いがいったん覚えると忘れない
医師との問診
上記のドーシャの知識を持って医師との問診に臨んだほうが良い。医師が何をチェックしようとしているかよく分かる。
僕の医師との問診はヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラに到着した日の昼に行われた。以下のようなスケジュール表をもらい、それに沿って1日の動きが決まるのだ。
上の写真の表の一番上がドクターとの問診。10時に到着し、12時に問診を行った。
僕の担当ドクターは女性だった。彼女とは別にチーフドクターという、より経験豊富なドクターの問診を次の日に受けた。チーフドクターとの問診は10日以上の滞在の場合のみ。
腕に圧をかけながら身体のさまざまなところに聴診器をあてていたのが印象的だった。その他には舌のチェックと脈のチェック。
アーユルヴェーダ医の中には脈を診るだけで過去の病気などが分かる人がいるというが、そういう感じはまったくなし。丁寧な問診で診断していく。
僕は「目の疲れ」「肩こり」「首こり」「それらから来る頭痛」を治したいと伝えた。
それによって今後の施術と飲み薬が決まっていく。
また食事についての話があり、Vatha+(ヴァータ)、Pitta+(ピッタ)、と書いてあるものを食べるようにと言われた。ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハ・ゲダラでは食事はバイキング形式となっている。
そのメニューすべてに以下のような記載があるのだ。
それぞれ-,+,++,+++の表記がある。Vatha-、Pitta-のものは食べないようにという指示。Kaphaに関しては-のものでも良いとのこと。
これは食事によりドーシャのバランスを治すという考えで、ヴァータとピッタがバランスが崩れているから摂取していきましょうという意味だった。
ヴァータとピッタが不足しているということは僕はカファ体質???診断表で当てはまるものは多くなかったけどなあ。。。
2日目にチーフドクターとの面談があり、そこで自分のドーシャを訪ねた。すると僕はヴァータピッタ体質とのこと。
よくよく確認すると元来強いヴァータとピッタが強くなりすぎており、それを抑える食事だという。ドーシャのバランスを崩すとは、もともと持った体質のドーシャが強くなりすぎることがほとんどらしい。
チーフドクターの力と問診のコツ
アーユルヴェーダ医のすごい話を本やネットで散見していたため楽しみにしていた。
担当ドクターに言われなくてチーフドクターには言われたこととしては
「あなたはエネルギーが大変多いですね。」
くらいかな。当たっているけど、SUGEEEEEE!!!!!とはならなかったな。
この記事を書いている時点ですでに数日滞在しており、来ている人との情報交換をかなりしているが、「脈を見ただけでその人の身体の状態が分かる」みたいな医者はいないのであまり期待しないように。
医師との面談のコツとして、自分の状況はできる限り頑張って伝えるべきということを挙げる。先方も僕らのことが患者であると同時にお客様であるということを認識している。
今日も目が疲れたからアイパックやりたいとか、ついでにフェイスパックもやってみたいとか。花粉症や腰痛も気になっているけどトリートメントお願いしたいとか。
とにかく伝えたほうが良い。どのみち料金は一緒だしね。
せっかくスリランカまで来てアーユルヴェーダ体験をするので、充実の生活となりますように。
ちゃお!
アーユルヴェーダ体験記の続きとまとめ
次の体験記は3の「初日~3日目の施術内容」になります。良かったらご覧ください。
アーユルヴェーダ体験記は全部で12まであります。どの記事にどのようなことが書いてあるのかまとめたものが下の関連記事になります。
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