どーも。たまにはお祝いされたい会代表の本日誕生日侍タカ(@viatortaka)です。
34歳。サシで呑みたいお年ごろ。
大学卒業後に就職したとき、定年後の夢が自転車世界一周と田舎暮らしだった。定年が65歳に伸びるというニュースを見たとき、65歳から自転車世界一周する自分を想像した。
それは思い描いて自転車世界一周ではなく、字面は同じだが別のものであった。では55歳?45歳?35歳?どのみち会社を退職することになるならいつがベストかという思考に切り替わり、それは25歳であった。
かくして65歳からはじめようと思った2つの夢を前倒しされ、25歳から自転車世界一周を始めた。帰国後に就職するという道もあったが、もはや田舎暮らしの夢を阻む理由はなくなり、29歳で愛知県新城市の田舎に移住した。
3年間の地域おこし協力隊の任期を満了し、そのまま新城市に残っている。肩書のないフリーランスになって2年目を迎えたのが34歳。不安定な状況ではあるが、不安定な状況がついに10年目を迎え、不安定の中に安定を見出しつつある。
33歳で労働力以外の商品を手に入れる
33歳の大きな出来事は宿泊施設タカハウスの営業を始めたことだろう。資本主義経済において、己の労働力以外の商品を手持ちにした。
タカハウスにはちょいちょい人が訪れており、「隠居した仙人みたいだね」とか「社会の変化を観察するの好きだよね」等々を訪れた人に指摘される。
しかしここで反論しておくと、僕はプレイヤーである。田舎は隠居しに来たわけではなく、むしろ最先端を見に来た。獣害、高齢化、少子化、人口減少、空き家、耕作放棄地といった単語をニュースで聞くが、都会にいても実情はよく分からない。
地方移住はそれを体感しにきたのだ。一次情報が命と考えている以上、行かなければ、住まなければという想いであった。
日本のほとんどエリアが地方と呼ばれる場所であり、そこで起きている問題はこれからの日本の課題である。そしてそれは世界中の課題になるはずで、世界の課題の最先端を味わいに来たのだ。
そこで傍観していたわけではなく、地域おこし協力隊として地方創生というキーワードを踏まえながら活動をしてきた。よって田舎で隠居しているとか、社会を観察分析するの大好きだよね、というのは間違っていないが、あくまでプレイヤーとして現代社会を泳いでいる。
田舎で僕がやりたいことは衣食住に関する体験であり、例えば染め物、狩猟、養蜂、家づくりといったもの。それを都市部の人向けにコンテンツとして加工し、人を呼んでいる。そのキャッシュポイントとしてタカハウスの営業をはじめた。
大々的にオープンイベントをするわけでもなく、SNSとブログと口コミのみ(最近はテレビ取材がNHKとCBCから入ったが)でマーケティングをし、地味な経営をしている。
これだけで食べていけるほどの収入はないが、フィルターのかけ方はうまくいっており、愉快な宿泊者が来てくれて楽しい。客がゼロではないことは可能性があることを示唆しており、34歳はその可能性を確かめる年になりそう。
タカハウスの開業祝いを募集してみる
古民家宿泊施設タカハウスを開業した。開業したことが今までなかったので、開業祝いという概念があることに気づかなかった。いまさらながら開業祝いを募集してみる。本日は僕が生まれた日でもあるので、誕生日祝いも併せて募集。
ポルカ(polca)での支援の募集も開始。
みなさま今年も仲良くしてください。
ちゃお!
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