どーも。キングコング西野さんの10万人目くらいのファンであるタカ(@viatortaka)です。
最近物議を醸すキングコングの西野亮廣さん。僕は彼のブログを読んでファンになったので、おそらく10万人目とか、もしかすると100万人目とかのにわかファンである。
絵本を無料公開したときの革新的な手法、裏打ちされた考え方、そこに集まる賛否両論。物の売り方やお金の集め方を含めた時代の変化を感じられずにはいられないのであり、だからこそ大ファンとアンチの両方がわめきたてる。
踏み切る覚悟と嫌われる勇気を持った取り組みが、暗澹とした時代に新たな希望の光を照らすのだと思う。
そういうものにわたしはなりたい。
と宮沢賢治風に綴ってみたところで、感銘を受けた西野さんのブログ記事を紹介しよう。
上記のリンクから飛んで全文読んでもらえればいいのだが、多少は抜粋して紹介しておこう。お金の正体とは???
しかし、好きなコトで生きていこうと考えて、「面白い」を追求する人ほど、お金と真摯に向き合うべきだ。
というのも、お金とキチンと向き合い、お金の正体を把握することで、「面白い」の選択肢が増えるから。
僕自身、ある時から「お金の正体」について真剣に考えるようになり、そこから一気に選択肢が増え、可能性が広がった。
さて、「お金の正体」を知って、具体的にどのように可能性が広がったのか?
そして以下の記事。製作に4年半かけた絵本を無料公開するという一般的な感覚からすると暴挙。しかしこれが発想の逆転なのだ。
・大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。キングコング西野亮廣です。
えんとつ町は煙突だらけで、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。朝から晩までモックモク。えんとつ町に住む人は、青い空を知りやしない。輝く空を知りやしない。『空』という概念がないものですから、見上げることもしません。
そんな町に突如現れたゴミ人間と、その友達の煙突掃除屋が、それでも空を見上げるもんだから、町から袋叩きに遭ってしまいます。えんとつ町は、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる、現代社会の風刺。そして、「夢を見る」「夢を語る」「行動する」といった、大人になる過程で皆が折り合いをつけて捨てたモノをまだ持ち続けているという意味で、主人公を《ゴミ人間》にしてみました。
『えんとつ町のプペル』は、そんな物語です。いかがでしたか?
実は今回、この絵本を最後まで無料で公開したのは、とても勇気がいることでした。僕だけでなく、この作品に携わっているスタッフは、この絵本の売り上げで生活をしているからです。ただ一方で、「2000円の絵本は、子供が、子供の意思で手を出すことができない」という声も耳にしました。
たしかに、2000円は決して安くない値段です。僕は子供に届けたいと思うけれど、「お金」という理由だけで、受け取りたくても受け取れない子がいる事実。
だったらいっそのこと、「お金なんて取っ払ってしまおう」と思いました。『えんとつ町のプペル』を、お金を出して買いたい人は買って、無料で読みたい人は無料で読める絵本にしてしまおう、と。
せっかく生んだ作品も、お客さんの手に届かないと、生まれたことにはなりません。10万部《売れる》ことよりも、1000万人が《知っている》ことの方が、はるかに価値があると僕は考えます。
それに、人間が幸せになる為に作り出した『お金』で、人間に格差ができるのなんて、やっぱり全然面白くない。お小遣いなんて貰えない幼稚園児や小学生が、出費が重なって金欠になった学生や主婦が、何かの事情で本屋さんまで足を運ぶことができなくなってしまった人達が、それでも手に入れられるモノにしたい。
今回の無料公開が、どう転ぶかは分かりません。この絵本の制作には4年半を費やしました。もしかすると、この挑戦により、一冊も売れなくなってしまうかもしれません。しかし、たとえそうなったとしても、たくさんの人が『えんとつ町のプペル』を知ってくれさえすれば、また次の挑戦ができると僕は信じています。
今、足がプルプル震えているのですが、皆様に1つだけお願いがあります。「おい、西野!お前のその心意気、買ったぞ!」という方は、ぜひこの記事をシェアしていただけないでしょうか?たくさんの人に『えんとつ町のプペル』を届けるため、どうか宜しくお願い致します。
最後に。ページ数の関係でカットになりましたが、主人公の一人であるルビッチの父親がルビッチにかけた言葉を、ここに記しておきます。他の誰も見ていなくてもいい。
黒い煙のその先に、お前が光を見たのなら、
行動しろ。思いしれ。そして、常識に屈するな。
お前がその目で見たものが真実だ。
あの日、あの時、あの光を見た自分を信じろ。
信じぬくんだ。たとえ一人になっても。
無料公開されている絵本「えんとつ町のプペル」。これが新城市の鳳来館で2017年の8月6日~27日に公開される。どこかのタイミングで行きます。
そしてもう1つ伝えておく必要がある。それは当エントリーのタイトルにも書いたキングコング西野さんのトークショー。2017年8月5日。これ、行くしかないでしょ。
どんな話が聞けるのだろう。僕は予定が入っていて行けないのだけど、行けないのが残念でしかたない。行った方は内容おしえてください。
ちゃお!
西野さんの本も合わせて紹介
幻冬舎 (2016-10-21)
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幻冬舎 (2017-10-05)
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