どーも。世界一周する学生を応援する会代表の自然人タカ(@viatortaka)です。
2016年3月19日~21日に”どやばい村プロジェクト”というイベントを企画した。その準備のために我が家にはハウスキャラバンの翔平くんと麻衣ちゃんの2人が泊まり込みで手伝いをしてくれていた。
彼らを訪ねてきた学生が荒井昭則こと通称パロで、パロは大学4年生になろうとしていた。この一年は休学して世界一周をしており、就職活動をするか、研究室に入るか、はたまた、という状況下で我が家にやってきた。
正確には僕が家に帰ってきたとき、彼はいた。
3月に横浜で友人の結婚式があり、僕は家を空けていた。その間キャラバン隊の2人はうちを使っており、そこにパロがやってきたのだ。結婚式から帰ったらすでに家に溶け込んでいたのがパロである。自然体だった。
2泊か3泊かをうちで過ごした後にパロは言った。
「ダンボールありますか?」
ダンボールに行き先を書くだけでチケットになるんだから素晴らしいですよね、と嬉しそうに言うパロ。彼を高速のパーキングに送っていく途中で聞いた話が衝撃だった。
「今日の夕方から企業面接があるんですよ。」
ん?今日の夕方??それヒッチハイクで間に合うの????
とはいえゆったりと構えているので、計算されているのだと思った。なんといっても東京工業大学の学生だったし、計算は得意なはず。
世界一周していただけあって、ヒッチハイクもお茶の子さいさいなんだろうなとヒッチハイク経験を聞いてみた。
すると、
「ヒッチハイクは人生で初めてです。一度やってみたかったんですよ。」
なん・・・だと・・・
果たして彼は面接に間に合うのか???
とうでもない自由人の感性を持った男に出会った。逞しさを感じざる負えなかった。
そして後日連絡があり、面接を通過したとのこと。
流石の一言である。
ちゃお!
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