どーも。アナログゲームを普及する会代表のボードゲームマスター「タカ(@viatortaka)」です。
マルコポーロをご存じだろうか?
「東方見聞録」を口述した冒険家で、1271年にヨーロッパからアジアに向け出発し、以降24年間にわたりアジア各地を旅をした。そのボードゲームが存在する。
ボードはもちろん世界地図。これだけでわくわくするよね。
マルコポーロの足跡をたどる僕らは、北京を目指す。一番乗りした人から10点、7点、4点、1点が手に入る。おっしゃー、北京を目指すぞ!といいたいところなのだがこのゲーム、勝ち負けのラインは70点を超えるので、別に北京に行かなくてもいい。なんてこったい!
何が面白いかと言うと、サイコロがアクションを行うコマになるということ。ラウンドの開始時に5つのサイコロを振り、その目がコマの強さとなる。それをアクションスペースに置いて資源を取ったりお金を取ったり移動したりするのだ。
そして旅をし、訪れた都市に自分の色の家を建てていく。
またゲームの開始時にキャラクターを選ぶのだが、キャラによって戦略が変わる。すごいなと思ったのは、通常こういったキャラクターの能力はそこまで大きくないことが多いのだが、キャラクターの能力がそれぞれ強い。いきなり北京にいるキャラとかもいて意味不明。
キャラクターの力を大きくするとゲームバランスが崩れてしまう可能性が高く難しいはずなのだが、そこはしっかりと調整してある感じ。こいつ強すぎじゃないか、というのがないので、いろいろなキャラクターを使ってみたくなる。
「自転車で世界一周したし、旅は得意だよ」と言ってやってみたマルコポーロのあしあと。初回が83点でいきなりトップだったので余計に楽しかった。
ボードゲームを作ってみたい身としてはダイスをコマにするという発想が面白くていいなと思った次第。
旅好きにはおすすめのボードゲーム。旅が好きじゃなくても面白いけどね。
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