どーも。世界のラーメンを食べ歩く会代表のラーメン侍タカ(@viatortaka)です。
中学生くらいからアホみたいにラーメンを食べている。大学時代にはまっていたのが旅だったため、それこそ全国のラーメンを食べ歩いていた。そんなことをしていると、ごく稀に点と点が繋がることがある。
例えば、らーめんてつや。自転車日本一周中に札幌で食べたてつやのしょうゆとんこつラーメンの味に舌が唸った。これまで食べたしょうゆラーメンの中で一番美味しいと認定したほどである。当時は札幌に一店舗あるのみの店だった。
そして東京に戻り生活を続けていると、新高円寺にらーめんてつやという店を発見する。え!?らーめんてつやって・・・???
調べてみるとあれから数年の間に札幌で数店舗を出店し、東京に進出してきたのだ。驚き、喜び、そして己の舌の確かさに感動し、もちろん食べに行った。美味しかった。
・らーめんてつや 南7条本店
・らーめんてつや 東京高円寺店
自転車日本一周当時の写真。このような点が繋がるイベントが稀に起こるのだが、今回のラーメンなげやり(Nageyari)も完全にそれだった。
岐阜県各務原市のらーめんなげやり(Nageyari)が東京中野の麺彩房の味
東京の中野に麺彩房というラーメン・つけ麺の店がある。中野といっても新井薬師や沼袋といってもいいくらいの、電車からのアクセスは激悪の立地。中野区での自転車撤去のバイトを5年間やっていたため、昼休憩のときにちょいちょい行くことができた。
中野に青葉という人気のラーメン屋があった。麺彩房の味は青葉系の豚骨魚介で、青葉のそれよりワンランク美味しいと感じた。麺彩房を見つけてから青葉に行くことはなくなった。(少し安かったのもある)
麺が特に美味しく、スープとのからみが絶妙。中央に載せられた「ゆず」が非常にいいアクセントとなっており、至高のラーメンであった。東京で通い続けたラーメン屋の1つである。
当時一緒に食べに行っていた先輩曰く、そのときよりもずっと人気店となり、ゆずがなくなったという。
それはさておき、麺彩房そっくりな味の店が岐阜県各務原市にあるということで行く運びとなった。店名はなげやり(Nageyari)で槍投げをやっていた店主が命名したらしい。センスあるなあ。
店舗は2014年3月に改装したらしく、おしゃれで綺麗だった。そのせいなのか客の半数近くが女性であり、ラーメン屋としては珍しい光景だった。
券売機の横の看板が光る。
メニュー。
頼んだのはしょうゆらーめん。
一口スープをすすり、麺とからませて食べる。濃厚なスープにもっちりとした麺がからむこの感じ、麺彩房じゃないか!!!う、うますぎる・・・
ゆずがないのが残念だが、チャーシューは本家より大きくて美味しいのでは?感動で涙が出そうであった。初来店なのに思い出の味。ラーメン食べ歩きの歴史の点と点が繋がった瞬間である。
先輩は鰹節そばの細麺を食べていた。スープを一口もらったところ、強烈な鰹の味が口に広がった。美味しい!
帰り際に店員さんに「東京の麺彩房の味に似ているんですけど、何かあるんですか?」と聞いたら、店主は麺彩房で修業したのだと言う。店主が麺彩房の味に惚れこんで作り上げたラーメン。ここまでのクオリティに仕上げたことに驚きを隠せない。
調べてみると、麺彩房の麺を作る大成食品が新規開業を個別支援してるのね。鳥居式らーめん塾。
青葉の麺も大成食品のものだったのか。なげやりの店主もここで修業したのかな。
麺彩房本家の方にも久しぶりに行きたくなってきた。
ちゃお!
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