小布施若者会議2014で「新しい地方」についてオールナイトで議論してきた

どーも。村を作りたい自然人タカ(@viatortaka)です。

長野県小布施町で開催された第三回若者会議に参加した。11月22日~24日の2泊3日で行われた若者会議は、幕を閉じてから4日経った今でも心に余韻を残している。

その大きな要因は濃密な時間が流れていたこと。薄っぺらい時間を普段過ごしているわけではないが、イベントの間は思いっきり濃い時間を過ごした。

密度が高い時間を100人が同時に過ごしていることで感度が高まり、さらにはオールナイトという過酷な環境が感覚を鋭くした。ある種ストイックな状況が心に余韻を残したのだろう。

小布施若者会議2014で「新しい地方」についてオールナイトで議論してきた

感銘を受けたのは、挑戦的なイベント運営である。

「新しい地方」という答えのないお題を問うた。最終的なイベントの締め方を決めずに状況に応じて手さぐりで進めていた。難しいことはわかりきっているスタンスで進めることによくチャレンジしたなと。司会、ファシリテーター、フロントランナー、スタッフ、そして参加者の高い能力がなければ成り立たなかったはず。

型にはめたイベントの方がよっぽど運営しやすい中で、試行錯誤を意欲的に行うやり方が時代にマッチしているのかもしれない、と感じたりして面白かった。

第三回小布施若者会議1日目

大宮透さんが挨拶で、「参加者の中には自転車で世界一周された方などもいるようです」と言っていて吹いた。僕のことじゃん!

初日はインプットの時間ということで、まずは小布施の街歩き。ガイドの方に案内されて説明を受けながら街を巡った。

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紅葉のシーズン!

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ガイドさんに案内される。テレビカメラも入っていた。長野放送だったかな?

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個人的にツボだったのはまちじゅう図書館「くつろぎサロン」。

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暖炉あるし!雰囲気いいなあ。

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和むよね。(写真はやらせ)

図書館が大好きで、自転車世界一周しているときもいろいろな国の図書館に行ったのよね。ちなみにオランダの首都アムステルダムの図書館が世界で一番良かった!

アムステルダム公共図書館の建築センスがやばい!

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小布施の居酒屋の響(ゆら)。長野の生の地ビールが6種類飲める。小布施に前入りして全種類いただきました!!!

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栗の木が地面に敷き詰められている。

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オープンガーデンと看板が掲げてある庭は出入り自由。

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当然整えられており、趣がある。もともとは町民に観光客慣れしてもらうために始めたのだという。

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栗の木のイメージでデザインされた駐車場。

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第三回小布施若者会議の目的である3日間のアウトプットは以下。

1. 自ら、つくりたい、関わりたい「新しい地方」像を描くこと。
2. そのビジョンを実現するための具体的な行動・プロジェクト
3. できればその第一歩から、ビジョンの実現に繋がるシナリオ

そのアウトプットのためのインプットが前半戦だった。初日の街歩きのあとは、圧倒的な破壊力をもった話をする豪華な講師が招集されていた。

「曽根原久司氏  -Sonehara Hisashi- NPO法人えがおつなげて 代表理事/2014年度アショカ・ジャパンフェロー」

「隅田徹氏 -Sumita Tetsu- 株式会社プラットイーズ 取締役会長/株式会社えんがわ 代表取締役/株式会社神山神領 代表取締役」

「デービッド・アトキンソン氏 -David Atkinson- 小西美術工藝社代表取締役会長兼社長」

お三方の話が素晴らしすぎて、講演を聞けただけでも来てよかったと感じたほど。

夜に交流会、温泉、そして地元の方を交えた懇親会があった。アツい人たちとつながる時間だと言える。面白い方がたくさんいた。

第三回小布施若者会議2日目

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2日目もカンファレンスによるインプットから始まった。午後の途中にチーム分けがあり、5人ずつの18チームが出来上がった。主に各人の根っこの話を共有。

夕食と温泉を挟んだあとに、最終日のプレゼンのためにどのように議論を進めていくかの説明。それが終わったのが22時頃あたりだったように思う。

そこから「2030年の新しい地方」についての話し合いを本格的に開始したのだ。

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小布施町立図書館まちとしょテラソで話しあっている僕のチーム。メンバーに恵まれたことには感謝の一言しかない。

地方って何?

2030年ってどうなってるの?

新しいとはどういう意味だろう?

と話し合い、それぞれが2030年にどうしていたいか、どうあっていて欲しいかを共有した。翌日の5分間の発表のための話しあいではなく、その背景をひたすら煮詰めた。

新しい地方とは「地方という概念が場所から人に移る」という意識のもとで、2030年の新しい未来像を描き、それに対する僕ら5人のコミットを5人村としてやっていくことにした。キーワードは「わくわく」である。

結局、一睡もせずに朝を迎えた。

第三回小布施若者会議3日目

午前中にプレゼンがあり、18チーム中4チームが午後の決勝プレゼンへ進む。

どこのプレゼンが良かったという話ではなく、共感した、とか、そのプレゼン内容にコミットしたい、という基準で選ばれる。僕らのチームは決勝プレゼンでも発表することになったのは、わくわくが伝わったからだろう。

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付箋はみなさんのコメント。真剣なレスポンスがうれしい。

さまざまな突っ込みがあったが、5分では説明できなかった部分が大半。多くはオールナイトで話し合って煮詰めていた部分だった。限られた時間で伝えることの難しさを感じる。

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決勝プレゼン!!!

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決勝プレゼンのあとの写真は僕らを徹夜でサポートしてくださったヒデさんも一緒。最高のメンバーでディスカッションができて良かった。

どのチームの発表にも唸らされたし、考えさせられるものがあった。それでも、今回の小布施若者会議の主題である「2030年の新しい地方」に真正面から向き合ったのは僕らのチームだと自負している。

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チームのメンバー以外にもたくさんの良い出会いがあった。例えば隣にうつっているハラくん。彼はレザー製品で起業することを若者会議中に決めた。

僕がこれから狩猟していく鹿やイノシシの皮を彼に加工してもらい、革製品として協力して売っていくこととなった。良かったら買ってね!応援してください。

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いろいろ書いたけれど、小布施若者会議は素晴らしいイベントだった。名古屋や札幌などの他の地域でも開催されるのがよく分かる。濃密な時間を過ごさせていただきありがとうございます。

ちゃお!

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