収獲したピーマンを放置していたら赤くなった。パプリカではない普通のピーマンである。
どういうことだろうと思い、農家さんに質問をぶつけてみた。
すると思いもよらない答えが・・・
「ピーマンは熟すと赤くなるのよ。緑のピーマンはまだ熟していないだけ。」
![緑ピーマンが苦い理由は熟していないからで、甘みがあるのは赤ピーマンという衝撃の事実](https://takahirosuzuki.com/wp-content/uploads/2014/08/0b34f2f977d32e38d1a73bb3f8032b5e.jpg)
そもそも昔のピーマン農家は赤くなってから収獲して出荷していた。しかしピーマンは赤くなるまで時間がかかるし、赤くなると柔らかくなってしまうものも多い。
えーい!と試しにまだ熟していない緑色のピーマンを出荷してみると、売れた。
売れるなら緑の状態で収獲してしまった方が、次がすぐ作れるので当然うれしい。農家はピーマンが緑の状態で出荷し、それを消費者が買うというプロセスを経て、ピーマンは緑が主流になった。
改めて書くと、熟したピーマンは赤いのだ。
![緑ピーマンが苦い理由は熟していないからで、甘みがあるのは赤ピーマンという衝撃の事実 (1)](https://takahirosuzuki.com/wp-content/uploads/2014/08/c29c2c81a9c10e234f09eeb5467d1ceb.jpg)
上の画像の緑色のピーマンの左から2番目を拡大すると・・・
![緑ピーマンが苦い理由は熟していないからで、甘みがあるのは赤ピーマンという衝撃の事実 (2)](https://takahirosuzuki.com/wp-content/uploads/2014/08/f97b4dc3d52c111acec768cf75c2be64.jpg)
赤みがかっている。時間が経つと赤い部分が広がっていくのだ。
ピーマン嫌いの子供をピーマン好きにする方法
ピーマンには苦味がある。まだ熟していないと言われてみると、確かに青くさい感じが残っていることに思い当たる。
子供のころにピーマンが苦手だったが、熟したものを食べていれば違ったような気がしなくもない。
ピーマン嫌いの子供には、ちゃんと熟した赤ピーマンを食べさせてみればイメージが一新されるのではないか。
そんなことを思いながら、苦味が少なく甘みが強い熟した赤ピーマンをおいしく食べたのだった。
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