「人生楽しそうでいいよね」と言ってくる輩がいる。
実際人生を楽しんでいるのだが、人生がより面白くなった気付きとして、プライベートに生産性を持ち込まなくなったことが挙げられる。
生産性は仕事で追い求めればよい。無駄こそが人生の面白さなのだ。
人生は壮大なる暇つぶし
人の一生など、長生きをしても所詮150年くらいである。
150年の暇をどう潰すか。
効率厨のような150年を過ごした先に何がある?
僕が求めているものは、そこにはない。
無駄なことをやって、笑っていれば良いのだ。
生産性ゼロ!
2009年に会社を辞め、自転車世界一周旅に出た。
2012年までだったので、2年半という比較的長めの暇つぶし。
何も生産していない。生産性もなにも生産物がないのだから、生産性ゼロ!
世界のエネルギーを消費していただけ。
しかし、この暇つぶしが滅法面白かった。
経験を活かさなくてもいい
出発前に「世界一周をどう活かす予定なのか」と問われた。
活かす予定などなく、行きたいから行くのだ。
あわよくば今後の人生に活きればいいな、という思いはあったが、その程度。
世界一周の経験から何かを生産して元を取ろうなどと考えたら、生産性が低いので世界一周に出ることをやめるだろう。
仕事ではなくプライベート。生産性などくそくらえであり、夢を叶えに向かった。
「点と点が繋がる」とジョブズが言う
偉大なるスティーブ・ジョブズがスピーチで語った。
「点と点が繋がる。」
生産性は無視して、興味関心のあることに突き進む。そのように打っていった楔である点は、いつか繋がって線になるのかもしれない。
ジョブズは繋げた。
僕は繋げられるのだろうか。
繋がらなくたって、後悔のない人生を送れればいいさ。
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