今年から狩猟をはじめる予定だ。7月に講習、8月に試験を受けることは決めている。
そもそも田舎暮らしをしたい理由の1つに狩猟があった。命をいただくこと、田畑を荒らす獣害、ジビエ肉の加工・流通などに興味がある。
そんな中で面白い取り組みをしている岐阜県郡上市の猪鹿庁を知った。
獣害対策を含めた里山保全業務をする求人
2014年6月10日~24日まで行われていた求人が面白い。その求人をするに至ったことを紹介する記事から、狩猟やジビエに関するところを引用。
「郡上で豊かに暮らし続けていく。それって、面積の90%を占める山と一生付き合っていくことです。猪や鹿を“害”ではなく、“資源”として捉えられないかと思いました。」
「とにかく猪や鹿は嫌われものです。特に、農業の中心である60、70代の人にとっては『カタくて臭くて食えたものじゃない』と、マイナスのイメージが強すぎたんです。」
そこで、鹿ジャーキーや猪フランクを開発。地元でイベントが開かれるたびに、試食販売を実施。
地道に活動を重ねることで、はじめは見向きもしなかった人も食べるように。
口に入れると、意外とおいしいことに気づいた。
次に、手軽に捕獲できる罠“肉の畑”を開発。農家に貸し出した。
「たとえば猟体験のツアーを企画すると、意外に若い女の人が訪れるんです。彼女たちが楽しむ姿を見ると、地元の人たちが喜ぶんですよ。『鹿肉って意外とおいしい』『郡上っていいところですね』。そうした声を聞くことが、郡上で暮らす誇りにつながるんじゃないかな。」
「釜で焼いているのが鹿肉のフライッシュケーゼ、腸詰めせずに型に入れて焼き上げたソーセージですね。日本ではなじみが薄いけれど、ドイツでは身近な食べものです。それからボイルしているのが、鹿肉のハムです。」
野生鳥獣の肉はフレンチにおいてジビエと呼ばれる。貴族の伝統料理として好まれてきた高級食材だ。
ワインの普及もあって、最近は日本でもジビエを口にする機会が増えている。
山を駆け回り、自然の餌を食べて育った肉は森のご馳走とも言われる。身が締まり、栄養価も高い。
僕もこういうことがしたいんだよね!
鹿肉のフライッシュケーゼ、ソーセージ、ハムとか作りたいな。
募集要項
猪鹿庁 雇用はNPO法人メタセコイアの森の仲間たちとなります。 |
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募集職種 | 商品開発・販売、獣害対策 |
雇用形態 | 正規職員 |
給与 | 月給20万円以上 |
仕事内容 | 里山保全組織「猪鹿庁」に関わる業務 ・獣害対策における農家支援 ・狩猟学校準備(H27年度開校予定) ・イノシシ・シカ商品開発補助、販売 ・イベント出店 ・エコツアー企画運営補助など |
勤務地 | 岐阜県郡上市 |
勤務時間 | フレックス制(コアタイム10:00〜14:00) 8時間/日勤務 |
休日休暇 | シフト制の週休2日、年末年始、有給休暇 |
応募資格 | 猪鹿庁の理念「里山と生きる」に賛同いただける方 |
選考基準 | ・想いがあるか ・求める人物像との整合 |
求める人物像 | ・主体的に考え、積極的に行動ができる方 ・狩猟・野生動物に関して学ぶ意欲のある方(未経験者歓迎) ・3年以内に情熱大陸に出たい方 |
募集期間 | 2014/6/10(火)〜2014/6/24(火) |
採用予定人数 | 1名(他、自然体験部門での期間雇用 若干名) |
選考プロセス | まずは下記よりエントリーください。 ↓ 書類選考 ↓ 面接 (Skype可) ↓ 採用 ※次の選考ステップに進まれる方のみご連絡させていただきます。 |
その他 | 雇用保険、労働保険、社会保険完備。 住宅手当あり。 今回は採用に向けた動画を制作しました! |
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