4年に一度のお祭りであるW杯。決勝トーナメントに出場する全チームが決定した。
日本は残念ながら決勝トーナメントに行けなかったわけだけど、グループCの順位がFIFAランキング通りで驚いた。
グループC
1位コロンビア:FIFAランキング8位
2位ギリシャ:FIFAランキング12位
3位コートジボワール:FIFAランキング23位
4位日本:FIFAランキング46位
日本46位とは低すぎではないか、と当初思ったけど、実際に試合内容を見ても、かなり的確だったように思う。10人のギリシャにも、8人スタメン交代のコロンビアにも勝てなかったしね。
そう考えると、日本が決勝トーナメントに行けるのでは!という期待の高さはマスコミに煽られていただけで、高い確率で予選敗退だったということ。8位、12位、23位、の中で46位だから。
他のグループのFIFAランクと順位
グループA
1位 ブラジル:FIFAランキング3位
2位 メキシコ:FIFAランキング20位
3位 クロアチア:FIFAランキング18位
4位 カメルーン:FIFAランキング56位
ほぼランキング通りで順当。
グループB
1位 オランダ:FIFAランキング15位
2位 チリ:FIFAランキング14位
3位 スペイン:FIFAランキング1位
4位 オーストラリア:FIFAランキング62位
ランキング1位のスペインがこけたが、やはり62位のオーストラリアは1勝もあげていない。
グループD
1位 コスタリカ:FIFAランク28位
2位 ウルグアイ:FIFAランク7位
3位 イタリア:FIFAランク9位
4位 イングランド:FIFAランク10位
コスタリカがちょっとした奇跡を起こしているが、他は順当。
グループE
1位 フランス:FIFAランク17位
2位 スイス:FIFAランク6位
3位 エクアドル:FIFAランク26位
4位 ホンジュラス:FIFAランク33位
フランスとスイスの1位、2位が逆転しているが、予選突破しているのはやはりランキング上位2ヵ国。フランスって17位だったのね。もっと高いと思っていた。
グループF
1位 アルゼンチン:FIFAランク5位
2位 ナイジェリア:FIFAランク44位
3位 ボスニア ヘルチェゴビナ:FIFAランク21位
4位 イラン:FIFAランク43位
5位のアルゼンチンは当然の1位抜け。ナイジェリアがランキング上位のボスニアを下して決勝トーナメントへ。
グループG
1位 ドイツ:FIFAランク2位
2位 アメリカ:FIFAランク13位
3位 ポルトガル:FIFAランク4位
4位 ガーナ:FIFAランク37位
4位のボルトガルがこけたが、覆しているのは13位のアメリカ。
グループH
1位 ベルギー:FIFAランク11位
2位 アルジェリア:FIFAランク22位
3位 ロシア:FIFAランク19位
4位 韓国:FIFAランク57位
ほぼランキング通りで順当。
FIFAランキングは信用できる
あてにならないと言われているFIFAランキングだけど、かなり信用できるのでは?
サッカーは番狂わせみたいな試合があるのは当然なので、強いチームが常に勝てるわけではない。弱いチームが強いチームを下すことはあり得る。
そう考えると各国がFIFAランキング通りの強さだとして、納得感のある結果なのだ。
決勝トーナメントに行く16チームでFIFAランキングを下から3つ数えると、
44位ナイジェリア、28位コスタリカ、22位アルジェリア。
現在の日本が46位。最低でもFIFAランキング22位くらいには行かないと、決勝トーナメントに行けるよね、という感じにはならない。
46位だったらグループリーグ敗退が順当だろう。
ACミラン本田やインテル長友やマンチェスター・ユナイテッドFC香川といった選手が出てきても、世界の壁はまだまだ高いんだな。
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