トマト農家の方のもとで、農業について学んでいる。
4月中旬~下旬は苗の植え替え作業を行った。ポットで育てた接ぎ木した苗を、畑に植え替えていく。
指があるところらへんで色が変わっているのがわかるだろうか?
下の緑は鮮やかで、上の緑は黒っぽい。これは接ぎ木しているからで、上部の苗部分が「桃太郎」、下部の台木が「グリーンガード」となっている。
こちらは苗部分が「桃太郎」、台木が「がんばる根」である。色の違いがあまりなく、接ぎ木していることが分かりにくい。
なぜ苗と台木を継ぐのかというと、実がおいしい桃太郎の根よりも優れた根をつないで強くするためである。
病気に強く、より成長を促す根を選ぶ。
上記の2つはトマトの品種同士を接いでいるが、トマトではない作物の台木とも繋げるらしい。
農家の方が今回2つの苗を使っているのは、どちらがよく実が採れるか比較するためである。
花が咲いたくらいで植え替える。ポットから出すと・・・
ちなみにどんな苗が良いかというと、土から花までの間に葉が出ているところが7つあると良いと言われている。
花に黄色の丸、葉がでているところに赤丸をつけた。上の写真だと6つである。これが7つのものが良いとされる。
虫が食べた葉を取り除きながら植え替えていく。
専用の穴開け道具を使う。
穴を空けた様子。釣り下がっている紐がある。
茎を止める専用のハサミ。
上の写真のように成長段階によって止めていき、トマトが紐にそって伸びるようにするためである。
植え替える前に害虫対策にベストガードを2g入れる。
ぱらぱらと土にふりかける。
苗ポットを一輪車で運び、並べていく。
植え替えを終えた姿。
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