2013年10月7日に慶応義塾大学SFCにて夏野剛教授がホリエモン(堀江貴文さん)をゲスト講師に招き、「ネットワーク産業論」をテーマに講義が行われた。Youtubeのホリエモンチャネルで1時間41分の動画がアップされている。授業をネットで公開してくれるのって本当にありがたい。
堀江さんの知識の幅の広さに驚かされるのはいつものことだけれど、それとは別に感心することは本当に楽しそうに話すんだよね。情熱を持っている人の話ほど面白く伝わってくる。
途中、6秒で完璧な歯磨きができる「3Dプリントの歯ブラシ」の話が出るのだけれど、僕はそのニュースを見たときにへぇ~くらいにしか感じていない。そこで「俺が欲しかったのはコレだよ!歯磨きの叡智が集められているんだよ!!」(意訳)という堀江さんの話を聞き、もう一度調べる。
自分のアンテナに堀江さんのセンスが少しばかり足されたような気がする。
後半に出てくる「どうやって情報収集しているんですか?」という質問に対しての堀江さんの回答は「半端ない量の情報を収集している」(意訳)と。浴びるように情報を得て、夜は誰かとご飯を食べに行く。情報の質の背景には、圧倒的な量がある。
TED×Sapporoの動画
Space will be the place for everyone
堀江さんの宇宙の活動の話を聞きたい方向け。知らないことをおもしろおかしく話してくれるので面白い。
「必ず失敗の後に成功が来る」
と締めくくるのだけれど、プレゼン全体が失敗の話なんだよね。堀江さんが失敗を必要なものと捉えているのが伝わってきた。
堀江貴文の新刊ゼロ
来月の1日、2013年11月1日に堀江さんの新刊が発売される。発売前にも関わらず、More Access! More Fun!の永江さんが早速レビューを書いているではないか!
・堀江貴文著「ゼロ」は仕事に悩んでいる人への強烈カンフル剤である
これはよくあるビジネス本でもなければ、ましてや自己啓発本でもない。単にエッセイです。しかし・・
仕事に行き詰まってこれからどうしよう
なんのために働いているのかわからないこういう方は、読み終わると同時に血流が良くなり、やる気がもりもりと出て、「くっそー、やったろうやないか」とアントニオ猪木にビンタをもらいに行きたくなるくらいの勢いになるだろう。自己啓発本なんて不要です。テクニックや洗脳ではなく本音でこそ人間は動かされる。働きたくても働けない人間から見れば、働けるということだけで幸せなことなのだ。馬鹿を騙して金だけ集めてあとは遊んで暮らすと考えてる詐欺師にはわかるまい。
もちろん意欲的に働いている人たちだって、ますます「ヤッタルデ」という気持ちになる。
働くって素晴らしい。働くことで人間は成長でき、満足を得ることができるのだ。そんなわけで、ぜひともとおすすめの一冊なのでした。
楽しみなのである。
ダイヤモンド社
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