都会って大型書店があるからいいよなあ。見てまわるだけで楽しいし、本を手に取ろうものなら時はあっという間に過ぎる。昼と夜の約束のあいだにふらりと入った本屋。ふと時計を見たら4時間経っており、3冊の本を読み終えていた。
友人に勧められた「ニートの歩き方」。友は僕に何を伝えようというのだろうか。ニートを目指せってこと??すでにニートなんですケド……
家の近くの本屋では見つからなかったこの本は、東京の書店ではすぐに見つかった。手にとってみるとさくさくと読み進めてしまい、気がつけば読了。著者のphaさんのことはネット上で知っていたので、彼の世界をすんなり受けいれることができた。
ニートを推奨するわけではないけれど、ニートが受け入れられる社会のが優しいよね、という点においては激しく同意。生き方の多様性こそ、日本にかけていると世界と旅して感じたからだ。
日本社会でばりばりと働いて馴染んでいる人はこの本を手に取らないだろうけど、そういう人にこそ読んでほしい一冊。
内容としては、「月3万円ビジネス」に似ている。アマゾンの紹介文を引用すると
仕事も、ほしい物も、自分でつくるのは面白い。
「ビジネス」でも「ワーク」でもなく、「趣味」でもない。DIY・複業・お裾分けを駆使した「ナリワイ」をつくり、現代社会を痛快に生きる方法論。
個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのでなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身に付く仕事をナリワイ(生業)と定義。具体的なナリワイのタネを生活の中から見つけ、1つ1つを自分の小規模な自営業として機能させ、それらを組み合わせていくことで、「働くこと」と「自分の生活」を近づけることを目指す著者の、人生を使ってつくった渾身の「たたき台」。
ポストグローバリゼーション時代の滋味溢れる働き方がここに。
非バトルタイプのためのゆるやかな作戦!
とのこと。旅をしながら考えていたことと重なっていたので、ついつい読んでしまった。
手にとってみたら、結構おもしろくて最後まで。アマゾンの紹介文によると
生まれたてのアイデアとは粗野で無垢で、もっと自由であっていい!優れた発想を生み出すために、常識、社会の評価や評判、思い込みや過去のルールなどの壁を取り払え。そうすればビジネスの可能性は格段に広がるはず。
「ヨドバシカメラを24時間営業にしたら何が起こる?」「1万円のコーヒーはだれが飲むのか?」「フェラーリとタクシー、どっちが贅沢?」などなど、商品企画のプロが大胆奇抜な着想プロセスと自由な発想をカタチにするテクニックを大公開!360度、超広角に放たれる100本ノックを受けてマーケティング脳を覚醒させろ!
著者の目の付けどころと、それに対するアイディアを書いてある。なるほどなあ、と思っているだけではなく、自分の頭で考えねばならないことなんだけどさ。今後の生活のこともあるし、知恵をしぼらないとな~。
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