ナミブ砂漠と恋をし始めたのは5年以上前だ。一目写真を見たときに、惚れた。以来、ずっとずっと訪れたい場所の1つとなった。旅の出発時に考えた予定ルートの中にも勿論含まれていたし、最後にアフリカ大陸へ足を踏み入れると決めたときにも、ナミブ砂漠は外せない場所だった。
しかし、その気持ちは変わることになる。スペインから船でモロッコに渡りアフリカ大陸に上陸し、南下していくときにサハラ砂漠を縦断したから。それに、1ヶ月ほどの期間を要した。砂にまみれる日々を繰り返すうちに、砂漠はもういいかなって感じ始めたのだ。
ウガンダにて旅のゴールを悩んだ末、喜望峰に定めた。それでもナミブ砂漠に行くかを決めきれずにいたが、ザンビアにて遂に決断。今はナミブ砂漠へのテンションがそんなに高くない。けれど、一生に一度は必ず行ってみたい場所。なら、今が一番いいんじゃないの?って。
行こうと思えば行ける。そういうチャンスはものにしていかないとだめなのだ。あのとき行っておけば、、、あのときやっておけば、、、なんて思う人生を送りたくない。
アフリカ大陸にいる。ナミビアの近くにいる。通り道である。
行くしかないじゃないか!!
ナミビアの首都ウイントフックではカメレオンバックパッカーズに泊まった。レンタカーで砂漠へ向かうために同乗メンバーを集めている日本人2人に誘われ、僕も相乗りさせてもらうことに。ツアーで行くと結構な値段がかかるのよね。ラッキー!!
初日の朝にウイントフックを出発して、ナミブ砂漠で夕日を楽しむ。二日目の朝に朝日を堪能して帰ってきた。赤い砂丘が連なる景色は異世界に迷いこんだような感じ。自然が創造する曲線は、美し過ぎる。
レンタカーの一泊二日の旅は、3人で割り戻して一人一万円くらいだった。
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