旅を続けて757日目。
ケニアからウガンダにやってきた。最大の目的はラフティング。世界最長のナイル川はビクトリア湖から流れ出しており、そこでのラフティングを楽しみにしていた。晴れた日に下りたい!という一心で、雨季の訪れの前に辿り着けるよう漕ぎ、ジンジャに着くや否や翌日のラフティングを申し込む。当日の天気は晴れ。間に合った~!!ラフティングの次の日には雨が降り、以降は空模様が曇っているところを見ると、ぎりぎりセーフのタイミング。晴れ男健在。
そのラフティングは素晴らしく、申し分なかった。2回目は約半額で出来るので、もう一度やろうかと悩むほど。今はビクトリア湖の湖畔のキャンプ場に滞在している。アフリカにして珍しいwifiが繋がるキャンプ場なので、今後のルートを調べるのにもってこいだからだ。首都カンパラ以後をどうするか。
飛行機を使うことを含めて検討しているので選択肢が多い。残り資金とも相談して決めなければならず、難しいところだ。GWに遊びに行けるかも、などという友人からの話もあって、調べる範囲が膨大になっている。湖を眺めつつルートをうだうだと考える日々だが、これも旅の一部であり楽しい。
「自分探しの旅」なんて世間で言ったりするけど、行きたい場所とやりたいことだけを考えられる時間は貴重であり、自分の内なる欲を探し求める意味においては一理あるのかもしれない。全面的に賛同出来るわけじゃないけどね。
調べていると行きたいところが増える一方だが、今回の旅で世界の全てを見ようとは考えていないし見れるとも思わないので、残された資金と時間で何を見るか。全ては心のおもむくままに。
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○読んだ本
伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」を読んだ。秀逸の一言。おすすめ。
オーデュボンの祈り (新潮文庫)
伊坂 幸太郎
新潮社
発売日:2003-11
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ミステリーのジャンルに入るんだ。最後に全てが繋がってゆく感じが気持ち良い。不思議な世界なのに、そこに違和感を持つことはなかった。爽快。
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