ヴォルビリス遺跡:世界遺産である古代ローマ都市遺跡[モロッコ]

一時帰国の際に「ローマ人の物語」を読み始め、ローマ帝国への関心が高まった。文庫本で15巻くらいまで読み進めたところで再出発の日を迎え、続きがえらく気になっている。塩野七生が書いたローマの歴史小説は文庫版全43巻の大作。ローマ帝国に興味がある人におすすめ!

ヨーロッパの旅ではイタリアはルートに入らなかったので、残念ながらローマには足を運んでいない。ローマ人の休日を全巻読み終えた後にゆっくりとイタリアやギリシャを回りたいと思う中で、モロッコにローマ遺跡があると知り、立ち寄るしかないという気分だった。

そのローマ遺跡はヴォルビリス(Volubilis)遺跡と言い、古都メクネスから北に30㎞程に行ったところにある。世界遺産に登録されているこの遺跡は、紀元前40年以後にローマ帝国の属領となって繁栄した都市。ムーレイイドリスという近年まで非イスラム教徒の立ち入りが禁じられていた聖者の町からは3.5㎞の距離なので、合わせて訪れるのが良さそう。

お気に入りの街シェフシャウエンから南下し、初日はウェザーン(Quezzane)にて宿泊。翌日は夜が更けるまで走っても宿と出会わなかったため山で寝た。テントを張らずにマットを敷いて寝袋にくるまっただけのシンプルな野営。木々の間からのぞく星空を眺めながら一夜を過ごした。

翌朝日の出と共に漕ぎ始め、ムーレイイドリスで朝食を食べて街を散策。立ち入りが禁じられていた聖者の町というと秘境っぽい感じだが、イスラム教徒ではない僕にとっては普通の町だった。ヒンドゥー教の聖地バラナシのように何か感じるものがあったわけでもない。長居することもなく、ムーレイイドリスから見渡すことが出来たヴォルビリス遺跡へと向かった。

ヴォルビリス遺跡では入り口に自転車を置かせてもらいチケット売りのおじさんに見てくれるよう頼む。もし盗まれても彼に責任は問えないので、盗まれないことを信じるしかない。だから観光地へ行くときは自転車を宿に置いていくことが多いけれど、今回は通り道だったから自転車で立ち寄った。

ヴォルビリス遺跡には凱旋門や床のモザイクがしっかりと残っている。保存状態は良好。ローマ時代のことを文章で読んでいた中、実存しているものを見ることでイメージが湧きやすくなった。遺跡は広く、一通り見てまわったら3時間くらい経っていてびっくり。夢中で気付かなかった。途中から雨が降ってきたのが残念だったが、充分に楽しめた。入場料10DH(約100円)は良心的。

その日にメクネスへ到着。ムーレイイドリス、ヴォルビリス遺跡、メクネス、と3ヶ所を巡った1日の満足度は高かった。

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モロッコ北部は緑が豊富。

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歩道マーケット。猥雑な感じ。

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このゲームをよく見かける。ルールを完全には把握出来なかったけど、あまり面白そうじゃかなった。

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ウェザーン(Quezzane)の宿。wifiなしホットシャワーありで80DH。

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炭火で焼いてくれた肉。野菜がないのが残念だけど、炭火は美味しい。20DH(約200円)

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モロッコの原風景かなあ。

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休憩しているときに話しかけてきたにーちゃん。

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撮ってくれ、と。

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完全に陽が暮れてからこそこそと山へ。これは朝の写真。

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寝ころんだときに見えた星空。

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ムーレイイドリスのちょい手前。通学の通勤の人でごみごみ。

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上の写真3枚がムーレイイドリスのメディナの様子。ふつー。

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ヴォルビリス遺跡にやって来た!

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風呂だと思う。

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床に綺麗に残っているモザイク。2000年以上前のものだと考えるとすごい。

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凱旋門。たまには自分も映ってみる。

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重みで成り立っている門。これの模型を大学の授業でつくったことを思い出した。懐かしい。

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