中学高校の同級生にtwitter経由で彼の友人のオランダ人を紹介してもらった。紹介してもらった彼と一緒にサイクリングをしたとき、オランダ人の自転車に対する誇りを垣間見た。
彼の家に向かう途中、僕らは狭い車道を走っていた。歩道は広く、かつ人通りがなかったので、車を怖れた僕は歩道を走ろうとした。すると彼が言った。
「歩道を走らなくて大丈夫。絶対に自転車が優先だから安全だよ。」
力強く言い放たれた彼の一言は自信に溢れていた。笑顔が誇りに満ちていた。彼の家に着いた後の会話の中でも、
「自転車の国オランダ。」
「自転車は車よりも権利が持っている。」
「オランダの人口は1600万人だけど自転車の台数は2000万台。」
「自転車は環境にも健康にも良い。」
といった言葉が出てくる。自転車王国である祖国を愛している様子。なんだか羨ましかった。彼にお世話になったのはオランダ入国初日だったので、実際にオランダの道を堪能したのはその後。彼が誇りに思うことが充分に分かる程、オランダの自転車に対する配慮は素晴らしかった。ドイツの自転車道の整備具合に驚いたことを書いたけれど、オランダの自転車道はもはや感動の域に達していた。
お世話になった家庭でのひととき。
庭で馬を飼っていた!
翌朝は途中まで一緒に走った。仕事に行く彼と、先へ進む僕。もう何泊かしていけば?と言われたけれど、ロンドンで合流する予定のため先を急いだ。
この幅が自転車専用!
車道と自転車道の大きさが同じくらい。
自転車道にも左折直進の別れがあり、信号も別。
日本だったら2車線と路肩になってしまうような道。このあたりは見習えると思う。
車と自転車の標識はごっちゃ。というか同じ扱い。
車道と少し離れた自転車道。車の音が遠くなる分快適。
雨の日でも多くの人が自転車を使う。
分かりやすい駐輪場。
親子の自転車が繋がっていた。これ、やりたい。
オランダでは自転車に注目である。自転車王国の名は伊達じゃない!
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