ネパールポカラが雨季で豪雨で停電なのとストライキ

旅を始めてから428日目。

夕暮れからはいつも雨。それも豪雨。ネパールはもう雨季に入ったのか。それとも巷で耳にした異常気象とやらなのか。毎日の12時間以上の停電と合わせて、暗澹とした空模様となる夕方はやれることがほとんどなくなる。よって一日で最も気持ちの良い朝に散歩していたら、多くの店のシャッターが半開き。ポカラのレイクサイドの大通りでは皆がサッカーやバトミントンに興じていた。のどかな空気を感じつつもやや違和感を覚える。ヨーロッパ方面に飛ぶ航空券を聞くためにふらっと旅行代理店に入って話をしてみると、今日はストライキだそう。ノートラフィックだ、と。だからみんな楽しそうに危険物の通らない道で戯れている。何のためのストライキか、と代理店の親父に尋ねてみても、知らない。ゆるいねえ。雰囲気はいつにもましてまったりだ。

そんな日だし、先日までアンナプレナベースキャンプまでトレッキングに行っていたので諸作業が溜まっているしなので、今日はネットがつながるレストランで雑務をこなすことにする。マンゴーラッシーを片手にこのブログを書き始めた次第。溜まっているブログを書きあげたいし、この夏走るヨーロッパのルートをおぼろげにでも決めたいし、いろいろ気になっていることを調べたいし、と思うのだけど、ついつい本に手を伸ばしてしまう。今読み途中である開高健の「最後の晩餐」が面白いのだ。食についての話なのだが、

「人の一生の本質は二十五歳までの経験と思考が決定する」

という、もう先日27歳を迎えた僕にとってドキッとするフレーズが飛びだす。こんな一文を拾ったけど、書かれているのは哲学ではなくて「食」について。今日の昼に夜に何を食そうかと思いを巡らせてしまう。早くお腹が減らないかなあ。

かれこれネパール滞在は7週間。エベレストB.C.に行き、アンナプレナB.C.にも行き、ボテコシ川をカヤックで下り、そろそろネパールにも満足。18日のビザ切れの前までに航空券を見つけてヨーロッパ方面に飛んでチャリ旅を始めたい。走りたい欲がふつふつと沸いてきているのを感じる。次へ進もう。

夕刻の雨と停電のコンボ時は漫画を読むか本を読むか。ネパールは日本語の本を置いてある宿が多いのが助かる。

渡辺 玉枝
白水社
発売日:2003-07

著者は28歳から山登りを初めて63歳にてエベレスト登頂。月に2度という絶えない登山から、8000mのヒマラヤを1つずつ経験し、世界で一番高い山へ向かう。僕はまだ27歳。充分に間に合うと勇気づけられた一冊。
古谷 実
講談社
発売日:2001-07-13

相変わらず古谷氏の書く漫画は面白い。稲中が面白いことは普遍の事実だけど、その他の暗澹とした世界観を描いた作品も劣らないくらい魅力的なんだよな。全4巻。
展開のスピード感はいいんだけど、しっくりこなかった。非現実的なのは悪い方に左右しておらず、全3巻の長さは良し。
10巻まで読んでみたが飽きた。楽しむには大人になり過ぎたのか、嗜好が合わなかったのか。完結の47巻まで読む気が起きず。

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