ビクトリアピークの夜景を貸し切りで見る方法[香港]

気付いたら2週間を過ぎていた香港の滞在。もともと数日で出ようと考えていたのだけど、様々な出会いに支えられて飽きずにいられた。忙しく人と会っていたわけではなく、良いタイミングで素敵な人たちと巡り会えた。中国・香港の旧正月が近付いており、それはもう帰省ラッシュがすごいと言われる中国の旧正月を見てみようかとも思い始めていた。そんな折に、尊敬している先輩が紹介してくれた方から連絡が来た。

お互いに都合がつくのが香港の大晦日の夜だった。会えると分かったときに旧正月を香港で過ごすことに決めた。本当に良い出会いになったので、好判断をしたと思う。メールで簡単な紹介を受けていた先輩の友人にあたるモモちゃんは、香港在住が4年で広東語も英語もぺらぺら。彼女が連れて行ってくれた美味しい土鍋ご飯の店で乾杯。

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「そこで気が合わなかったら、その時点でさっさと帰ろうと思っていた。」
とモモちゃんは言う。

僕らはそのまま大晦日の香港島をうろうろ歩き回った。大晦日は家族と過ごすより外に出歩くことが主流なのか、多くの人々で道が込み合っていた。どこで新年を迎えるか相談する中で、僕は未だ行ってなかった100万ドルの夜景を見ることが出来るビクトリアピークを推してみた。客人の意見を尊重してくれて、ロープウェイの最終便を捕まえてピークへ向かった。

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ビクトリアピークでカウントダウン。さぞかし盛り上がるのだろうと思っていた。闇に包まれた中、ロープウェイ乗り場から展望スポットに歩いていくと、、、

誰もいない!

これには2人共びっくり。ピークはいつも多くの人で混んでおり、人がいないピークなど信じられないと言うモモちゃん。僕は人混みが好きじゃないので、かえって良かった。100万ドルと言われる綺麗な夜景をまさしく2人占めしながら、時計はしっかりと確認。年の節目はもうそこまで近づいてきていた。

「5、4、3、2、1……明けましておめでとう。今年も宜しく。」

と、出会って24時間経たないのに年を挟んで2年目のお付き合いになった。想像以上のスペシャルな年越し。

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ロープウェイはすでに動いていないので、そこからタクシーでモモちゃん行きつけの隠れ家的なバーへ移動。そこのオーナーが、この旅で会った中でもトップクラスの惚れ惚れした顔付きの人だった。先輩からモモちゃん、モモちゃんからオーナーと、素敵な人のフィルターを通しての出会いは、魅力的な人を導くものだと知る。バーの閉店時刻の3時頃までお洒落な雰囲気を味わい、オーナーを含めた3人で鍋を食べに行った。夜明けまで楽しませてもらい、始発の何本か後の電車で宿に戻ったのである。

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オーナーに餞別として頂いたウイスキー。成都へ向かう長距離列車でちびちびと口にしながら、先輩・ももちゃん・オーナーに感謝の意を込めて、この日のことを想った。

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