「地構油」中国で社会問題化している信じられない食用油

旅を始めてから347日目。

「蓋がねえ!」
チベットチャリに備えて魔法瓶を買い、宿に戻って箱を開けてみると蓋がない。こんなんって普通!?勿論再度購入した店に戻り取り替えてもらった。中国在住が長い人にこの話をしたら、ちゃんと買うときに確認しないと、だとさ。これぞ中国クオリティ。

「地構油」
この名前を聞いたことがありますか?日本では下水油と呼ばれることもあるみたいだけど。中国で社会問題化している信じられない方法で製造された食用油。この油を使った料理を食べているかと思うとぞっとする。これからは安い食堂や屋台で油を使っているものは出来るだけ避けることに。衝撃の製造方法の説明はこちら(wiki)。

昨日ようやっとカメラを入手した。手に入れたのは盗まれたのと同じリコーのGR3。せっかくだし違うのにしようかとも考えたが、今まで使っていて全く不満がなかったことや、宿を同じくしているカメラマンの人にも勧められたことも重なってGR3を使い続けることに。

成都でも売っていたが5000元(65000円弱)を上回る金額だったり、中国のアマゾンを使おうとしたがうまくいかなかったりと、幾つかの段階を踏んだ後に、宿で知り合ったGR3フリークの人が持っている新品のGR3を北京から送って売ってもらうことで解決した。有難い。なんだかんだで10日経った。時間かかったなあ。

その間何もやっていなかったわけではなく、カメラの配送待ちのときに念願の九寨溝に遊びに行ってきた。世界遺産に指定されているこの湖は衝撃的に美しかった。そのことはその内記事にしたいと思う。

カメラも届き大凡の準備が整ったので、そろそろ悲願のチベットに向かおうと思う。当初はチベット自治区の北側のゴルムドから行こうかと思っていたが、カメラを盗まれて予定が大幅に狂ったので、東側の成都から直接向かう。ラサまでの予定ルートはこちら

延べ標高差103690mってどうなのよ。103kmのアップダウンは未知の領域。無事にラサまで着いたら、その後はネパールのカトマンズに抜けたい。幾分か冒険チックでわくわくしてきた。

○読んだ本
池上彰の「そうだったのか!現代史

池上さんの本を読むのは2冊目となる。非常に分かりやすい。僕は高校在学時に1年間留学しており、その間は日本の教育を全く受けていないので、現代史の知識がすっぽり抜け落ちている。世界を旅するにあたって現代史を学ぶことは大切だと思う。歴史を知らないと訪れた国の人にとって失礼な振る舞いをすることすらある。

今まで行ったところでキューバ革命、カンボジアのポルポト政権、ベトナム戦争、中国の文化大革命、等の知識の穴を埋まったし、これから行くイスラエル問題、ユーゴスラビア内戦、ドイツのベルリンの壁、等のことも、先に概要だけでもおさらいするだけで全く違うだろう。現代史の知識が足りてないと感じる人や世界を旅行する人には一読して欲しい一冊である。







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2 件のコメント

  • 久し振り!
    飛翔のおじさんです。

    定年となってから5か月になる。
    何か気が抜けてしまって、飛翔から遠ざかっています。
    飛翔はお父さんたちにお任せです。

    孝浩君は元気でなによりです。
    アジアグルメツアー楽しく読まさせてもらっております。

    次はチベット、ネパールとのこと。
    新しいリコーのGR3で美しいヒマラヤの写真と郷土料理を
    たくさん紹介ください。

    じゃあ、またね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。