広州から成都への30時間の電車

旅を始めてから339日目。

香港、広州と先輩に紹介してもらった方々にお世話になった。そして広州から電車で揺られること30時間、成都にやってきた。30時間の電車は退屈かと思いきや、7歳前後の2人の子供が僕になつき、その2人と戯れたり本を読んだりしていたらあっという間だった。だが、そのとても可愛い2人の子の写真は泥棒の手に渡ってしまった、、、

読んだ本は浅田次郎の「蒼穹の昴」で、一気に4の途中まで読み込むほどのめり込む。中国の清時代が舞台の話で、中国で読むとより一層の臨場感が味わえる。電車に居る人の顔を小説の人物に当てはめて楽しんでいた。

最近は他に塩野七生の「ローマ人の物語」の11~16、有吉佐和子の「非色」、大江健三郎の「取り替え子」など面白い本に良い具合で出会っている。旅のお供に楽しめる本があると、心が豊かな感じである。

数日で離れるつもりだった香港に18日間も滞在してしまったので、成都では準備を整え次第に自転車で出発する予定だった。手袋などの防寒具や地図を揃えて翌日に発とうとしていたら、カメラを盗られた。まだ成都にいろということなのかは分からないが、いずれにせよカメラを手に入れるまでは成都にいる。

それから自転車にて北西の四姑娘山、北の黄龍・九寨溝に向かう予定。まずはカメラを手に入れなければ。

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