世界危機遺産であるアンコールワット遺跡群[カンボジア]

ずっと後回しにしてきた。日本から比較的近いから、いつでも行けるだろう、と。今回の世界一周にあたって外せなかった場所の1つであるアンコールワット。カンボジアのシェリムアップの近くに位置するこの遺跡に、遂に行くことが叶った。ただ、「すごい」の一言に尽きる。そんな場所だった。

シンガポールを13日の早朝に発ち、カンボジアの首都プノンペンまでは1時間程。母と母の友人のオーチさんが日本に戻る15日の夕方まではノープラン。飛行機の中で相談した結果、まずアンコールワットに行ってしまおう、と空港にて自転車を預けてシェリムアップに飛ぶことにした。比較的スムーズに昼発の便を取れたので、50分のフライトを経て、昼過ぎにはシェムリアップに着いた。

タケオハウスという宿に決めて、早速アンコールワットへ向かう。母は「歩いて行ける」と言っていたが、トゥクトゥクという馬車の馬がバイクに替わったみたいな乗り物を利用した。カンボジアではこれでの移動がタクシーよりも安くて主流である。どうせ歩くなら遺跡まででなく、遺跡の中を歩けば良い。ものすごく広いのだから。

遺跡の入場券は1日20ドル、3日で40ドルである。どうせ明日も来るので3日券を購入した。この券にはしっかり顔写真が掲載されて、使い回しされないようになっている。13日の夕刻まではアンコールトムに行き、14日の午前中でアンコールワットとタプロームを回った。その規模感と手の込みようは恐ろしさを感じる程であり、驚愕に値した。

僕は第一幕で中南米を自転車で回り、そこで日本人の旅人にもいっぱい会った。日本人バックパッカーの多くは近場で安いアジアで旅に魅了されて、南米大陸に辿り着く。その間に様々な地域を巡って来た彼らがする話の1つに、世界で一番すごかった遺跡、という項目がある。そこでは談義になるのが、カンボジアのアンコールワットか、ペルーのまちゅぴちゅか、なのだ。この2つが東西の雌雄であることは間違いない。
僕は2006年のペルー、ブラジル旅行でまちゅぴちゅにはすでに行ったことがある。今回アンコールワットに来て、両方を見たことになった。どちらがすごいかって、、、

非常に難しい。

そもそもどちらが上も糞もないのだけれど、
アンコールワットの規模感、壁絵の詳細さには途方もない人手と時間を想像させた。
まちゅぴちゅの山岳地帯の辺鄙な場所に創造された石の遺跡にも、驚きは隠せない。

どちらも、
よくもまあこんなものを作ったな、
と。

そのどちらの遺跡もその偉大さ故に観光客が足を運ぶ。遺跡が絶え得る以上の来訪があるため、破壊がすすんでいるという実状がある。アンコールワットの方は5年以上前からユネスコの世界遺産基準を満たしていない。(これは遺跡の破壊の他に、ユネスコとカンボジア政府の間で取り決められた約束が破られていることにもよる)。しかしアンコールワットを取り巻く観光業で多くのカンボジア人が生計を立てているので、簡単に世界遺産を取り消すことも出来ないのだ。世界遺産は認定した後の維持が課題のようである。

話は逸れたけど、ここからアンコール遺跡の写真を幾つか紹介。

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気が遠くなるような壁画。

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酒かな?

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皆様、胸を触っていかれたようで、てかてか。

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人工と自然の融合。大地の力には目を瞠るものがある。

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先祖の血か。うまい。

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遺跡内の川で水遊びをしているのが微笑ましい。

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幼い子供が物売りとして働いているのも、目を背けられない事実。

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