乾季のウユニ塩湖を自転車で走り、満月の夜にキャンプ[ボリビア]

お~。
お~~~。
おお~~~~~~~~!!!

こりゃ、すげえ。

白、白、白!
見渡す限りの白い大地と青い空。
地平線(水平線?)まで埋め尽くされた塩は白い大地であり、自転車を踏み入れて立ち止まった。

そのとき、僕の周囲には動くものは何もなく、ウユニ塩湖の空気に浸りながら、内に込み上げて来た感動を自分の中に閉じ込めた。
なんと美しい場所だろうか。

ふと我に返り、足元の白い土を指に取り舐める。
しょっぱい。
小粒だが塊だったため、かなり塩辛かった。
もう一度、先ほどよりもう少し大きい塊を指でつまみ、口に投げ込んでみた。
むせた。

乾季だったが水たまりがあったので、自転車をそこらへんに倒しておき、入ってみる。サンダルを履いた足に塩水がからみつく。傷口にしみる。楽しくなってきて水たまりの中を歩きまわっていたら、深めのところがあって膝までずぼずぼと入っていってしまった。ズボンびちょびちょ。塩まみれ。

きっと興奮していたんだろう。自転車の横に座り昼飯を食べながら景色を楽しむ。1時間くらい周りを眺めていたら、落ち着いてきて、やっと自転車で走る気分になった。走り始めると塩が太陽の光を反射し眩しいことこの上ない。サングラスと日焼け止めは必須だろう。

道なき道を車の轍を頼りに走る。コンパスを持っていなかったので、太陽の方向で方角をアバウトに考えつつ勘で走っていた。ちょっと行くと塩のホテルがあり、壁からテーブル、ベッドとすべてが塩で出来たホテル。ベッドを指でさわって舐めてみたらしょっぱかった。

そこで机に突っ伏して仮眠をして再出発。塩湖の中にある島まで行こうかと思ったけど、360°何もないところでキャンプがしたくなり、15時にテントを張る。自転車を漕ぐと、空気が薄いのか高山病なのか、しんどかったこともあり、早めのテント設営。

四方の見渡す限りの数kmはなにもなく、独り占めしている気分。日光が強いので、テントの中から外をずっと見ていた。ただ見ているだけ。動くのは雲のみなのに飽きることはない。至上の贅沢。

夕飯はスパゲッティを作った。唸るほどある塩をふんだんに入れたウユニの塩パスタ。特にうまいわけではないけれど、満足した。

日が落ちてくるとテント、自転車、自分の影が長くなっていき、空が赤くなって来た。白と赤のコントラストが映える夕焼けは必見。その夜は満月であり、幻想的であった。それなりに寒かったが0℃を切ってはいないように感じた。

朝焼けは残念ながら曇っていたが、もう満足だった。塩湖上で2泊しようかと思っていたけれど、雨が降ってきたこともあり、1泊で退散。なかなか離れがたく、テントを撤収したのが13時くらいだった。

世界で最も大きい塩湖であるウユニ塩湖。来てよかった。自転車で走れて良かった。バックパッカーの間では雨季のウユニ塩湖がおすすめされる。張った水に空がきれいに反射する様子は水鏡と言われ、写真を見せてもらったが、非常にきれい。

しかし、乾季のウユニ塩湖も美しい。自転車で走れるし、塩湖でキャンプ出来るのも乾季だろう。キャンプしたときの、塩湖に自分一人しかいないんじゃないかという感覚は最高であった。

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ウユニ塩湖の入り口。道の先に見える白が塩である。

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白い大地に反射する様子は鏡のよう。雨季にも来てみたい。

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よう!

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ずぼずぼとはまっていく。楽しい。

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塩を精製する準備?町の付近側では塩の山がたくさんある。

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6角形の模様が出来ている。不思議だ。

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塩ホテル。全部塩!

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中はこんな感じ。一泊25ドルくらいだったかな。

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疲れたので仮眠。

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ここぞというときにはいつも晴れ。天気に恵まれて良かった。

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ときおりこういった穴が空いており、湖であることを実感する。厚さはそこまでないので、トラックとか通ったら穴が広がりそうだけど、、、
ここに手を突っ込むと塩の結晶が取れると後から聞いてショックを受けた。

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青と白の世界。シンプルな2色が心を惹きつける。

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広い塩湖にポツンとテント。

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影が伸びていく。少しずつ。

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夕日が落ちた。風が冷たくなった。

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満月が美しい。このときなら「詩」とか詠めそうだった。気分的に。

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ウユニの塩パスタ。腹をこわさなくて良かった。

1 個のコメント

  • これが本当の絶景ですね…。写真からでも凄い。
    僕の全く知らないこの景色の中に、僕の知ってるたかひろさんが写っているという事実を受け止められないほどです。

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