キューバでの宿は一般の家庭であった。とは言っても、どのキューバ人の家に泊まれるわけでもなく、政府に宿泊場所として登録している家である。立地や朝食、夕食のあるなしで15cucから30cucくらい。フランス人サイクリストと部屋をシェアして朝、夕食付で13cucが一番安かった。ちなみに2010年1月で1cucが100円ちょいだったと思う。
聞いた話だと、宿泊提供している家は政府に宿泊可能な家として認定してもらうのに月200ドル程度支払う必要があるらしい。ということは必然的に客が入らなければ赤字であり、営業力やサービスは不可欠。競争は必至であり、資本主義と同じであるように感じる。
だがキューバでは家の売買は出来ないとのことなので、立地は選べない。そういう意味でこのビジネスは生まれた家の場所によって有利、不利が激しい制限付き??そうは言っても、日本でも生まれた家の不動産を含めた様々な財産によって有利、不利はあるわけで、全く異なった経済の仕組みというわけでもない。
とある宿に泊まったときにもう一泊しようか悩んでいたら、宿の主人に明日であれば同額でロブスターを夕食にするよ、と言われ、延泊を決意。彼は立派なビジネスマンであった。社会主義とはなんなのか。謎は深まるばかりだった。
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首都のハバナでお世話になったホルヘとアニータの家。朝・夕食付で15cucは破格。
ご飯も美味しく居心地の良い家だった。難を言えば、4階だったため自転車の上げ下げが大変だったこと。
2人に会うためにキューバに行っても良いくらい素敵な夫婦だった。
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それぞれ違う宿なんだけれど、なんでこういう感じにするかなあ。
キューバ人のセンスは良く分からない。
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延泊したときの夕食はロブスター。
彼がやり手のオーナーだった。
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最も安かった宿。
窓が閉まらないため蚊に悩まされ続けた。
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