アルゼンチンのエル チャルテン以降、ネットが遅くて高いという環境が続き、ネット代が馬鹿にならなかった。
セロ カスティージョ(cerro castillo)という町で、ネットをより安く使える場所を探していると、小学校で無料で使わしてくれるとの情報を入手した。行ってみると、ネットカフェに行け、と渋い顔をされる。少々ごねてみたら、しょーがないなぁ、といった感じて案内されたのは教室。先生の机の上にあるパソコンを使わせてもらっていると、休み時間で外に出ていた生徒達が集まってきて紹介された。
そのまま授業が始まり、僕はその中でメール返信等を行う。日本ではあり得ないであろうこのゆるさ。こういう感じが好きなんだよね。次の授業は映画を見るというので、僕もそのまま参加。すると先生がコーヒーとパンを持ってきてくれる。もれなされているというより、そこにいることが許されている感覚。居心地が良いと感じるのは、その空気の中に溶け込んでいるような気がしたとき。なんだか心温まった。その日の夕方に散歩していると、至る所で「TAKA」と声をかけられた。
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