日本人チャリダー林原太郎とペアラン[モロッコ]

エッサウィラでジュリアンと別れ、再び3人からタロウと2人になる。アップダウンのある海岸線の道を南下し、キャンプをしつつアガディールへ向かう。アガディールではマラケシュ以来のビールに舌鼓を打ち、惜しむことなく乾杯をした。

タロウは香港からポルトガルを目指すユーラシア大陸横断チャリダー。タロウの旅の出来事を聞いたり、僕の旅のエピソードを話す。これからサハラ砂漠を縦断しようとしている僕にとって中国のタクラマカン砂漠を走ったタロウの話は参考になったし、その他でも狼に襲われた話や警察に捕まりそうになった話など話題はお互いに幾らでもあった。勿論旅の話だけにはとどまらず、ありとあらゆることで話に花が咲いた。

日本人同士ということで言語の壁がない。同年代ということで世代の壁がない。チャリダーということで価値観の壁がない。お互いを隔てるものはなにもなかった。さらに、ビール好き同士、漫画好き同士、とくれば歩み寄らずにはいられようかと言った具合である。

どこで出会ってどこを一緒に走ろうと最高の時間を過ごせただろう。ただ1つ言えるのは西欧でなくて良かった。物価の高いヨーロッパでタロウと出会っていたら、ビールを飲み過ぎて予算がなくなっていた気がするから。ビールが手に入りにくいモロッコだからこそ環境的に制限がかかって、お互いの懐には大ダメージを与えずに済んだように思う。

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エッサウィラからの海岸沿いの道は緑が豊富。

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路上で壺とか家具とか売っているけど、売れるんかいな。

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久しぶりのキャンプ。

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モロッコ料理にも飽き始めていたからちょうどいい。

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峠の木々の間にテントを張った。

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朝露を乾かしてから出発。

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お昼はタジン。芋が入っていないやつの方が味が染み込んでいて美味しい気がする。

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小さな集落は傾斜沿いにある。

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宿はないけど小さな商店はあった。

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キャンピングカーで旅している男に声をかけられる。フランス人の彼は数年前にアフリカを自転車で縦断したとのこと!みかんとバナナを差し入れてもらった。

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夕飯の材料を商店で買って今宵のキャンプの準備。

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野菜ごとの値段はなく、なんでも1kgで5DH(50円弱)くらい。

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日が暮れてきたぞう。

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追い風に乗って日が落ちるまで進む。

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サボテンの合間にテント場を探した。

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こんな感じ。

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翌朝もいい天気。一緒に走っていると自分の写真を撮ってもらえるのがいい。

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こちらはリゾートのアガディール。

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2人で120DH(1200円弱)の宿にした。ホットシャワーあり、wifiなし。

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このモスクの向かい。

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隣にパン屋がある。

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ビール、ビール!

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早速乾杯。1階のレストランからデリバリーしてくれるのがgood。部屋でビールを飲みながら食べられる。

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アガディールを出発してティズニット(tiznit)へ。

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Guelmimがサハラ砂漠の入り口。Laayouneが西サハラの最大都市。Dakhlaが西サハラの中間都市。まだまだ距離がある。

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アガディール以南は道沿いに何もなくなった。

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ティズニットの宿。ホットシャワー、wifi付で50DH(500円弱)と素敵な価格。キッチンも使わせてもらえた。

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部屋に自転車を運びこんでOK

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ティズニットを散策。

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至るところで見かける大統領(?)の写真。

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イギリスで髪を切って以来だったので、床屋に入ってみた。

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割と清潔なところを選んだつもり。

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元サッカー選手の中田の写真を持っていって切ってもらったら、中田とモロッコ人の間くらいの髪型になりました。

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朝のセットはパンとコーヒーとオレンジジュースで10DH。ティズニットからシディイフニ(sidi ifni)を目指して発った朝。







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管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。