田舎暮らしをする元旅人が選ぶ、2014年に読んだおすすめ本ランキング

どーも。元チャリダーで現在田舎暮らしをしている自然人タカ(@viatortaka)です。

本が好きだ。だいたい年100冊くらいの本を読んでいる。

なんて前置きを書きながら2014年に読んだ本は53冊だった。田舎暮らしを開始してバタバタしたのと図書館が家の近くになくなったのが要因。特に後者の図書館は僕にとって大打撃となった。

図書館で借りれるだけの本を借りてきて、その中で気に入った本のみを読む。そのスタイルが好きだった。しかし図書館がないとそれはできない。読まない本まで購入していたら破産してしまう。

そんな事情があって2014年に読んだ本は例年より少ないが、おすすめの本をランキング形式で紹介したい。

5位 137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史

137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史 クリストファー ロイド, Christopher Lloyd, 野中 香方子

137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史
クリストファー ロイド
文藝春秋
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宇宙が始まってから今日までの全歴史を一冊にまとめるという壮大なプロジェクトが構想された。クリストファー・ロイドさんが1年以上かけて執筆したのが本書である。

歴史は時系列で追っていくと頭に入りやすい。137億年前からの地球上で起きたあらゆるできごとを24時間の時計にあてはめたとき、何時に起きたことになるのかページ右端に示されている。この試みが面白くて目から鱗だった。

例えを視覚的に使うと、すーと頭に入ってくる。ピックアップされている話題もグッド。子供と一緒に見ても楽しいと思う。

史上最大の昆虫はカモメほどの大きさであるメガネウラという巨大トンボ!日本語ではゴキブリトンボ!!

4位 小学4年生の世界平和 ジョン・ハンター, 伊藤 真

小学4年生の世界平和 ジョン・ハンター, 伊藤 真

小学4年生の世界平和 (角川書店単行本)
KADOKAWA / 角川書店 (2014-03-27)
売り上げランキング: 10,778

アメリカの黒人教師が小学四年生の生徒たちにやらせていたゲームの話。ドキュメンタリー映画が放映され、本となった。

子供の考える力を伸ばすためのゲームを考案し、それを解いていく過程と成長が描かれている。しかし本書の好き嫌いは分かれそうで、受け付けない人はおもしろくないだろう。

教育に興味があるので僕には刺さった。興味がわいた人は手にとって損はないし、教師におすすめしたい本。

ゲーム作家になりたい「小学4年生の世界平和」のようなボードゲームが作るのが夢

3位 モリでひと突き 栗岩薫

モリでひと突き 栗岩薫

モリでひと突き
モリでひと突き

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栗岩 薫
毎日新聞社
売り上げランキング: 301,554

魚突き(スピアフィッシング)を御存じだろうか??

テレビで濱口が獲ったど~!と言っているアレである。魚を銛で突く遊び。それを2014年にはじめて挑戦した。

福井で魚突き!80cm弱の真鯛と40cm強の石鯛とキジハタとったどー(スピアフィッシング初心者体験記)

すこぶる楽しかったのはさておき、そのあとに見つけた本が「モリでひと突き」である。

著者の魚突きの記録がまとめてあるのだけど、その情報が貴重である。そもそも魚突きの本は多くない。魚突きをしている人自体が多くないからだろう。

そのような事情のなかで栗岩さんのような熟練者が書く本の価値は非常に大きい。未経験者は疑似体験しているような気分になれるし、経験者は本書を読んでうずうずするはず。

2位 空白の5マイル 角幡唯介

空白の5マイル 角幡唯介

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫)
集英社 (2013-07-25)
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チベットの中で探検されていない空白の5マイルを探しに行く著者。そのノンフィクションである本書を取りつかれたように読み終えた。

何者でもない自分と向かい合う中で、行かずに人生を終えることはできないと会社を辞めてチベットへ。その想いは自分にとっての自転車世界一周に近いものがあり共感を呼んだ。

とはいえ、そんな点が一切なくとも冒険の喜びを味わえる物語。人が行ったことのないところや人が見たことないものを見てみたいという心がある人には突き刺さること間違いなし。

1位 謎の独立国家ソマリランド 高野秀行

謎の独立国家ソマリランド 高野秀行

謎の独立国家ソマリランド
謎の独立国家ソマリランド

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本の雑誌社 (2014-11-01)
売り上げランキング: 915

2014年の3月に読んだ本書。その段階で2014年の1位になることを予想させた。

ソマリランドというソマリアの中にして安全といわれる国に高野秀行さんが潜入した。そのルポが分かりやすくのめりこむ構成となっている。

考察を交えながら進んでゆく物語がたまらず、読み始めたら止まらなかった。

2014年のスゴ本ランキング1位になりそうな予感「謎の独立国家ソマリランド」高野秀行の感想

2018年に読んだおすすめ本

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【2018年】今後の人生戦略を考えるためにおすすめの本12選

2018年11月7日

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管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。