タイムカプセルの容器と作り方と中身(28歳だけど埋めてみた)

小学校の友人であるカワイ邸にお邪魔したときの話。彼の奥さんが、15歳のときに埋めたタイムカプセルを先日掘り出してきたと言う。そのとき、僕はびびっときた。

タイムカプセルを埋めたい。もう28歳だけど埋めたい。

すかさず乗り気になってくれたカワイと、タイムカプセルを埋める計画を進めることにした。

すべての始まり

10年前、カワイと僕は小学校の同窓会を始めた。1回目は2人だったので同窓会というには差し支えるが、2人から始まった同窓会は集まった人が小学校の同級生を呼ぶかたちで少しずつ拡大を続けた。小学校の高学年から中学までアメリカに行っていたカワイと、私立中学に通った僕は、繋がっている小学校の友人の数が絶望的に少なかった。

それでも数少ない友人を手繰り寄せるようにして、3人、4人、5人と遅々たるペースで人数を増やした。東京で年に2回程度開催し、年末には地元で東京組以外の仲間も誘って集まっていた。「正直、彼とは運命を感じざる負えない」に書いたヨコヤマや、飲み会でばったり会ったアマノなど、奇跡のような再会を果たしたメンバーもいる。

2003年~2009年までの幹事は僕がやっていたけれど、世界一周に旅立つのでリョーヘイに引き継いでもらった。今回、2003年から2012年までの10年で一度でも同窓会に参加した同級生の数えたら、なんと52人だった。僕らの学年は最終的に4クラスで120人強で、それに転校や転入した数を+αしたとしても、3分の1は参加したことがある計算になる。なかなかの数ではなかろうか。

幹事を引き継いでくれたリョーヘイとタイムカプセルを買いに行った。

見切り発車

ノリと雰囲気で、木箱を買った。掘り出したときにわくわく感があるよね、と。箱の中には、10年後の自分への手紙と、酒を入れることにした。買ったのはコルクで閉じているワイン。10年後には熟成されているはずだ。3年ものの焼酎も買い、13年ものにすることにした。

埋めるのはリョーヘイの家の庭。穴を掘る段階ではリョーヘイと僕以外にも数人の仲間が集まり、庭をせっせと掘った。そこで有能な同級生が気付く。

「木って腐るんじゃないの??コルクも腐るんじゃないの??」

リョーヘイと僕の間でもその話が出たことは、言い訳がましくも一応書いておこう。ただ、完全に雰囲気重視の方向性で突っ走ってしまった。改めてネットで調べてみると、土の中というのは湿気がひどく、非常に腐りやすいということだった。木箱も、コルクも、10年もあればダメになってしまうという。

通販で、腐蝕にもサビにも強いSUS304ステンレスを使用したタイムカプセルタイムカプセルBOXが40万円で売っているのを発見した。40万円!?木箱では無理だと悟った。土の中をなめていた。

40万円のBOXを買う気はないし、新たなBOXを買いに行く時間はなかったので、その日は穴を掘るだけとなった。

大人の砂遊び。

ついでにバスケットゴールを引きぬいたった。これが大変だった。

防水対策

翌日、改めてタイムカプセルにふさわしいケースを買いに行った。選んだのはアルミのもの。ワインはコルクではなくてキャップのものを買い直した。酒はそれぞれジップロックに入れ、その酒一式を圧縮袋に封印した。皆が書いた手紙もジップロックで4重くらいにして、圧縮袋に封印した。

それらをアルミのケースに入れて、乾燥材を置く。すき間を少しでも減らずべく、アルミのケースを接着剤でくっつけた。ネジがあるところなどの空気が入りそうなところにはすべて接着剤で埋めた。

埋める

接着剤が乾くのに3日かかった。年末年始にかけての、タイムカプセルという仕事が舞い降りてきた感じ。言いだしっぺの責任で、リョーヘイと僕、それに付き合ってくれたイナの3人で埋めた。

10年後はどうなっているんだろう。手紙も酒も、ちゃんと生きているか。その前に接着剤で止めたケースを開けられるのか。そのときは僕らも38歳で、立派なおっさんである。きっと頭を使って難なくケースを開けるはずだ・・・・・・

同窓会からの演奏会

穴を掘った日は、そのあとに同窓会が待ち受けていた。今回集まったのは20人ほど。3年前の年越しはメキシコ2年前の年越しはベトナム去年の年越しはサハラなので、実に4年ぶりとなる日本での年越しであり、同窓会だった。懐かしい顔がいっぱいで、ほほえましかった。

そのあとにはリョーヘイ宅で演奏会をやり、大いに盛り上がった。バンドを組んでライブをやっているメンバーが多く(別々にね)、ギターの他にベースとドラムを弾ける仲間がいたのは大きい。朝方まで歌ったり、幼きときの恋話とかしたりで、なんとも楽しい時間だった。

タイムカプセルを開ける十年後が楽しみだけど、また2013年の年末の同窓会が楽しみである。ここで告知しておくと、2013年12月30日(月)予定です。

タイムカプセルではないけれど

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2 件のコメント

  • 初めまして。その後、土に埋めたタイムカプセルは掘り起こしましたか!?中身がどの様になったのか気になります^^

    • 掘り起こしました。すべて無事に回収できました。ワインはコルクのものにしないと熟成しないことに気付いたのが反省点でした笑

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    管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。