マラウィ自転車旅行のキャンプ場と温泉とマラウィ人女性

マラウィ湖が国土4分の1を占めるマラウィ。南北に長いマラウィ湖とその西側が国土となり、マラウィ全体も南北に細長い形になっている。タンザニアからマラウィ北部に入り、マラウィ湖に沿って南下する道を選んだ。

数十キロ間隔で湖畔にキャンプ場があり、カロンガでJICAの方々にお世話になってから2泊は湖畔でキャンプ。波打つ湖を、砂浜に座ってビール片手に眺める。水が波打つ音、風が木々を揺らす音、鳥の鳴き声、湖沿いで生活する人々の生活音、それらに包まれながらボーとしていた。悠久とも思える空間に身を委ねていると、「生きる」とは単純なことのように思えてくる。

空気を胸いっぱいに吸い込んでみる。細く長く時間をかけて吐き出してみる。目を閉じて見た。そのまま手で砂をつかみ、指の隙間から流れていく砂に意識を集中する。おもむろに大の字で寝ころびたくなり、背中をそのまま後ろに倒す。目を開けてみると、想像以上の速度で雲が動いていた。ゆったりとした時間の中で急ぎゆく雲は僕の心を表しているような気がした。

のんびりした時間を幾らでも感じていたいという心と、日本を目指して進んでいこうという心が同居していた。ここで数泊してもいいよなあなんて思うけれど、湖畔沿いのキャンプ場はまだ続くはずだし、自転車を漕いで少しでも日本に近づいた方がいいかなとも思う。日本に帰ったら一服する時間はとりたいし、そのときに気になっている本や漫画を読みながらゆっくりしたい。

1人でのんびりするのは帰国してから、ということで湖畔のキャンプサイトで連泊することはなく日々自転車を漕ぐ方を選んだ。予想通り湖沿いの道にはキャンプサイトが絶えることなく、1つの場所に滞在してまったりしなくても湖を眺めてキャンプする癒しの日々は続いた。マラウィ湖から昇る朝日は、いつも美しい。

<カロンガ(Karonga)からチティンバ(Chitimba)までの写真>


マラウィ売っているのは油ものばかり。朝ごはん。


屋台で買い食いする。朝早くからやっているレストランは少ない。


北部のカロンガ米が美味しい。南下すると米が美味しくなくなる。


バオバブ!!


マラウィ湖で獲った魚を売るおばちゃん。


マラウィ湖を眺めながら自転車を漕ぐ。


温泉があると聞いていたビーチ。


まだ日が落ちるまで時間はあるが、ここでキャンプすることに決める。なんたって、誕生日である。


テントから見える景色。


これが温泉だった。つかるのは難しそうだ。


かなり熱いので、湖との合流地点がくつろぐポイント。

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キャンプサイト(ロッジも併設)でカレーとビールを頼む。かなり美味しいカレーだった。カレーが1000シリング(約300円)、ビールが300シリング(約90円)。


昇りゆく朝日が美しい。


朝食は500シリング(150円)。ちょいとまけてもらった。


ンガラリゾート(NGARA RESORT)というところ。カロンガから50kmくらい。おすすめ。



途中にあるレストランで昼食。チャンボというマラウィ湖で獲れる魚のセット。一匹丸ごとついて400シリング(約120円)。後に知るのだが、ここのレストランのコストパフォーマンスはマラウィ1だった。


道中のBONGA RESTAURANT。自転車乗りの人は立ち寄るべし。


チティンバ(Chitimba)の少し手前のロッジ。これ以降は数十キロロッジがないと言われて泊まることにした。(これは嘘だった)


この中の常設テントに宿泊。


手作りシャワー。


ご飯は魚と言っていたのに、手に入らなかったと豆のスープ。ビールも頼んでいたのに出てこなかった。

魚を網で獲る人々。

 

マラウィ人の生活がかいま見ることが出来てgood!


夕食、朝食付きで1000シリング(約300円)。嘘さえなければ満足だったのに、、、


MDOKERAS BEACH CAMPSATE。この親父ね。なんだか不満が残ったけど、悪くはない。おすすめもしない。







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管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。