[チベット旅行]3.星空を見てアウトドア世界一周について考える
目を覚ます。身体は温かいのだが、顔だけを冷蔵庫に突っ込んでいるのではないかというように冷たい空気に触れていた。成都から出て4日目になる夜は、テントを張らずにマットの上に寝袋の中に包まって寝ていたのだ。傍から見れば、蓑虫の…
目を覚ます。身体は温かいのだが、顔だけを冷蔵庫に突っ込んでいるのではないかというように冷たい空気に触れていた。成都から出て4日目になる夜は、テントを張らずにマットの上に寝袋の中に包まって寝ていたのだ。傍から見れば、蓑虫の…
チベットを超えて目指す先はネパールのカトマンズ。好きな山岳小説である夢枕獏の「神々の山嶺」の舞台でもあり、兼ねてから気になっていた場所。トレッキングやカヌーも楽しめそうだし、3月末で会社を辞める友人が日本から来てくれると…
やっと、やっとこさここまで来た。長い道のりだった。だが、全ては始まったばかりだ。 2011年2月20日、成都のsims cozy guesthouseで朝を迎えた。目を覚まして一番始めに行ったことは空模様の確認で、成都は…
以前に、旅に出る前は病気と強盗が怖いと思っていたが、死の危険が最も高いのは交通事故のような気がする、と書いた。いつ交通事故に合うか分からないチャリダーは死と隣合わせとも言える。しかし、バックパッカーも十分に危険の中にいる…
自然が長い年月をかけて造成した色には毎度驚かされるばかりである。湖全体の印象は透き通り反射する光沢のある青。しかしそれは単一の青ではなく、幾重にも重なっている。光の反射と湖の深さによってなのか、同じポイントでも見る場所を…
結局18日間滞在した香港を離れたのは2月5日。一旦はバスで広州に出て、6日の朝の長距離列車で成都に向かった。その時間は35時間程度。中国は広いな、と流石に感じたものである。2月4日はモモちゃんと彼女の友人と一緒に上海料理…
気付いたら2週間を過ぎていた香港の滞在。もともと数日で出ようと考えていたのだけど、様々な出会いに支えられて飽きずにいられた。忙しく人と会っていたわけではなく、良いタイミングで素敵な人たちと巡り会えた。中国・香港の旧正月が…
彼が香港に来たのは何かしらの用事で、そのついでに僕に会うという話があるのだと思っていた。まさか香港に来た理由が「僕に会いに」だとは考えもしなかったのだ。だって僕らは今まで一度も会ったことがないのだから。 女の子たちに香港…
旅を始めてから390日目。 僕は旅に出てからすでに15を超える国に足跡を残した。その期間は1年を超えたけれど、海外で日本食を食べたことはほとんどなかった。現地の料理を食べるのは、まさにそこにいるときがベストだと思っていた…
もうすぐ年越しだった。といっても1月1日ではなく2月3日が元旦となる中国の旧正月である。その年越し前の1月30日に、以前に山で道を聞いたときに仲良くなった女の子達に香港を案内してもらった。大学生だと思っていた彼女らは、改…
南極に行ったのは2010年の1月末から2月頭。もう1年も経つというのが信じられない。あのスペシャルな日々を思いだしながら、写真と動画を整理した。選ぶのが難しい程に素敵な写真しかない。 厳選した動画2つは以下。 ペンギンの…