アルゼンチン人のかわいい女性チャリダー[エル・チャルテン]

3月7日の夕方から10日の朝でアルゼンチンの南部のエル・カラファテからエル・チャルテンまで走った。まだ夏の終わり頃だあり、朝の7時くらいに明るくなり始め、夜は21時くらいに暗くなる。夜が更けるのが遅いことも手伝って、宿代の節約のために、町の手前でキャンプして朝に町に入り、町から発つときは午後にすることは多くなった。

エル・カラファテを発つときも、出発の日はネットをしており、夕刻の17時半頃に町を離れた。3泊の休息を得ていたおかげか、向かい風の中でも快調に走っていた。日が沈み、あたり一面が暗くなっても体力が余っており、車通りもほぼなくなったので、道を我が物のように自転車を左右に振って遊んでいた。

日没しても完全に暗くなることはなく、数m先は見える。舗装路であり、一直線の道だったので走り続けることが出来た。正面にはオリオン座が主張していた。ふと、顔を上げてみると、無数の星達が煌めいており、僕が走っている道と平行して天の川が流れていた。驚き、自転車を止め、頭を360°回転させる。大きな半球の中心に僕はいた。

再び足をペダルに乗せて回す。巨大なプラネタリウムの中を走っているようだった。日中と同じと道を走っているのに、違う惑星を走っているのではないかと思った。自転車のチェーンが回転する音と、身体が風を切る音だけを聞きながら、闇夜を駆けた。

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エル・カラファテにて会ったアルゼンチン人のカリン。多くのサイクリストに出会う中でも、やっぱり女性1人で走っている人は珍しい。しかも彼女の自転車にはギアがなかった。驚きである。

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夕日に照らされる。この時間が20時くらい。

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強風でテントが倒れる。日常茶飯事。

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面白い自転車である。空しか見えないのでは??







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管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。