[南極]ウシュアイアでラストミニッツの現地ツアー探し(前編)

響きが良かっただけなのかもしれない。「アマゾン」と「南極」はいつの頃からかあこがれの場所だった。2006年にアマゾンに行ってからは頭の片隅に南極というものがあり、世界一周を考えたときに必ず訪れたい場所の1つが南極大陸だった。全ての大陸に行ってみたいという想いもあった。

南極大陸に足を踏み入れる方法を調べてみると。クルーズで行くのが経済的に考えて最も現実性があり、アルゼンチンの最南端の町のウシュアイアからツアーが出ていることが分かった。10泊11日の南極大陸往復のツアー、もしくはサウスジョージア島を周遊する18泊19日のツアーが一般的なようだった。価格は30万円~50万円程。高い!と思ったが、その価格ですらLAST MINUTEという出発7日~5日前に残った空席を捌くための安い値で、通常は70万円~100万円+代理店のコミッションということだった。一般に購入している方々は少なくとも100万円以上支払っているであろう。

LAST MINUTEで行くしかない。そう思った。多くの人がウシュアイアの現地の代理店でツアーを見つけているようだったので、僕も同様の手段を取ることにし、シーズンである南半球の夏の12月~3月にウシュアイアに行けるように計画を立てた。LAST MINUTEは空席がなければ出回らないし、自分がうまく席を確保出来るかも分からない。また、ペンギンの子供が見れる時期は2月までという話を聞き、1月下旬にはウシュアイアに来たいと思っていた。

 

11月に始まった旅はアメリカ→メキシコ→キューバを経て、ウシュアイアに着いたのは1月23日。予定通りにウシュアイア入り出来た。23日の夜22時頃にウシュアイアの空港に着くと、まだ日が落ちておらず明るいことに驚く。そこで始めて町の位置と時期を考えると、白夜に近いことに気付いた。

情報が集まるという日本人宿の上野山荘に行くとベッドが埋まる程の日本人がおり、南極に行く人を探すと、2人組の女性がいた。彼女らは明後日の25日発の18日19日4600ドルのツアーを申し込んでおり、それは18泊のツアーとしては安い。23日の夜半に身の振り方を考えた結果、明日24日に彼女らと代理店に行き、空席があれば申し込むことにした。

24日の午前にウシュアイアのセントロに行ってみると、どこもかしこも閉まっている。そうか、今日は日曜日だ(汗)しかし開いている代理店が1つ見つかりそこで話を聞くと、昨日23日の土曜の夜の時点で3つの空席があったが、今日は日曜で大元のツアーをやっている会社が休みなので、どういう状況か把握出来ないと言う。たぶん大丈夫だろうと手続きを先行して進め、明日の25日の朝に確認するという流れになった。明日に空席があり行けるという確認が取れたら最終的な手続きを行い、準備をし、出航するというなんとも慌しいスケジュール。

どきどきしながら明日の朝を待つことになった。

南極の記事

[南極]ツアー探し(前編)
[南極]ツアー探し(後編)
[南極]異世界
[南極]氷河
[南極]ジェントーペンギン
[南極]アデリーペンギン、チンストラップペンギン
[南極]アザラシ
[南極]クジラ
[南極]その他もろもろ
[南極]食事
[南極]船
[南極]ペンギン・クジラの動画







古民家宿泊はじめました!

古民家タカハウスで宿泊事業をはじめました。良かったら遊びに来てください。語りましょう。ボードゲームやりましょう!


1 個のコメント

  • ぼらぎのーる にコメントする コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。