[アメリカの洗礼]キャンプ→警察→キャンプ→警察【自転車世界一周旅行ブログ3】

当記事は2009年11月にアメリカを自転車で旅したときの話。2009年11月から2012年6月の約2年半の自転車世界一周旅行記の、1ヶ国目に該当している。

アメリカはロサンゼルスをスタートし、メキシコとの国境ティファナへ向かった。

自転車走行初日から警察に追われまくる話

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出発時の自転車。乗りなれずふらふら。

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スタート時の道路。右側にBIKE LANEがあって走りやすい。

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奥に見えるのが自転車専用道路でロス中心部から海岸まで抜ける。
自動車はもちろん歩行者も信号もないので、快適な走行が可能。

キロ表示だと思って走っていたらマイル表示なのにだまされた。
※1.6キロ=1マイル

初日はキャンプをしたいと思っていた。

旅の始まりはテント泊が相応しい気がした。

ロサンゼルスから南下し海岸に抜けた後は、海岸線に沿ってメキシコまで行く予定なので、初日の宿泊地点は海岸沿いになる。

輝く星空と心落ち着く波の音をつまみに酒を飲み、浜辺で寝たら最高だと思った。

天気は晴れ。
広大な大地に青空が広がる。

これは浜辺キャンプ確定だと思って走って海岸に行くと、

キャンプ禁止!!!

がーん!!
ショック!

しかしここでめげてはならない。

テントを張らずに横になって一晩過ごすだけなら良いだろう。

マットを敷き、自転車が海風で錆びないように袋で覆い、横になって星空を見上げていた。
すると突如、真っ暗な浜辺の中で強力なライトで照らされる。
まぶしくて何も見えないよ。

警察が車から降りて来て言う。
「何をやっているんだ!」

僕は答えた。
「星空を見ています。」

英語があまり分からない感じで切り抜けて、再び横になる。
2時間が経った頃だろうか。

また照らされる。

そして先ほどと同じ門答を繰り返した時間は22時。
なんなんだよ。

2時間毎に来られたんじゃたまったもんじゃない。
どんだけ仕事熱心なんだよ、と思いながら移動を決意。

止められたという事態が、余計に野営への想いを募らせた。

なかなかテントを張る場所が見つからず、
人に尋ね、走り回り、場所を確認し、を繰り返して
結局寝床に着いたのは25時。

旅が始まったな、と感じる一日だった。

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この写真の裏手は住宅。朝6時に起きてテントを畳んだ。

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4 件のコメント

  • 欧米文化圏って勝手にキャンプ(いわゆる野宿)できない場所が殆どじゃなかったっけ?
    その代わりキャンプ場は多くて安くて快適って聞くけど。
    でも野営が一番自由でいいよな。キャンプ場でのキャンプって、なんだかな~・・・

  • 日本を出て10日、時差ぼけも解消したようだね。

    元気そうで何よりです。

    キャリフォーニャの空は青いねえ!

    ぼちぼち行こう!!

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    管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。